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ブラシノキ

[2018.05.25]

 
 ▲花も生態も個性的なブラシノキ

 

 不二支店管内の組合員・松本あつ子さんからご自宅の庭の「ブラシノキ」の写真データをいただきました。 

 この植物をネットでいろいろ調べたのですが、人間でいうと、かなり個性的なキャラクターといえます。 

 ブラシノキの花期は5月~6月。花期になると、分枝した枝先に円柱状の花序を付け、多数の花を咲かせます。 花は一つの花序に20~120個ほど付きますが、花弁は小さく開花後すぐに落ちます。 

 学名は「Callistemon speciosus」で、「Callistemon(カリステモン)」とはギリシャ語で「美しい雄しべ」という意味だそうです。

 ブラシのように見えるのは長く突出した雄しべで、花弁が落ちた後も雄しべは長く残ります。花序(かじょ)は試験管や瓶を洗うブラシによく似ており、美しく色づく雄しべは「花糸(かし)」と呼ばれます。花糸の色は、赤、ピンク、白です。

 花後には果実が実り、枝にくっついてズラっと並びます。翌年の花はその上に伸びた部分に咲き、果実は次々と増えていきます。果実は7~8年の間、発芽能力を持ったまま枝に残ります。 

 この植物は、乾燥地が原産地のため、極端な乾燥や山火事のときにパァーンと果実が開いて中の細かい種子が風に飛んで散布される、という仕組みになっています。これは、他の植物がなくなった後にいち早く芽を出して、その土地の優占種になろうとする生態からだそうです。 

 暑さと乾燥には強い性質で、庭植えの場合はほぼ降雨のみで大丈夫だそうですが、寒さはやや苦手だそうです。(ネット調べ) 

 個性的な分、精一杯生きる植物なんですね p(^^)q 

〈O〉

 
 ▲この花の名前のように自分磨き(Brush Up)に励みましょう!

 

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