農と食

桃の豆知識

歴史

桃

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原産地は中国で、日本にも古くから自生しており、あの「古事記」にも掲載されています。当時の書物によれば平安・鎌倉時代から水菓子として親しまれていたようです。水蜜桃ともいわれ果肉がとろけるほどに柔らかい白肉種と、果肉が堅く不溶性で主に加工用として用いられる黄肉種に大別されます。小牧市から春日井市に広がる丘陵地では、日当たりや水はけがよいことを利用して、明治時代から桃栽培が始められ、県下でも有数の産地となっています。

おいしい桃の見分け方

果皮が淡紅色に均等に色づいたものが良く、やや黄色みを帯びたものの方が成熟しています。

栄養

あの独特の甘味成分はショ糖。リンゴ酸やクエン酸も含まれています。カリウムが多く、ビタミンCも少々含まれています。

保存とおいしい食べ方

非常に傷みが早いので指で押したり、傷には注意。冷たくしてお召し上がりになるには、長く冷蔵庫にいれると風味が落ちますので、お召し上がりになる少し前に入れるようにして下さい。甘味は果頂部と果皮近くに多いので切り分ける時は縦方向に。食べ頃は、皮が指先でむける程度が一番です。皮をむくとすぐに褐変が始まるので、レモン汁をかけると良いでしょう。 

桃便り

毎年夏になると、管内では桃の最盛期を迎えます。 管内の桃栽培農家では、5月の中旬から、まだ小さくて青い桃に袋をかぶせる作業が始まります。そして田植えが終わる6月の初旬頃から、袋をかぶせてもらった桃はすくすくと大きくなっていきます。 収穫作業は、朝の涼しい5時頃から8時頃まで、その後家で箱詰めをして出荷場へ持ち寄ります。 7月10日頃からは、主力品種の「白鳳」が収穫、出荷されます。

しのおか共選桃出荷組合の集合写真

しのおか共選桃出荷組合の集合写真

営農技術指導員による現地指導会

営農技術指導員による現地指導会

品評会

品評会

毛ぼうしを使った授粉作業

毛ぼうしを使った授粉作業

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