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アゲラタムの管理    ~播種・収穫~

[2018.04.01]

●営農技術指導員  大澤梅雄

 

質問

 忙しくて3月にアゲラタムの種を播くことができませんでした。まだ、間に合うでしょうか?

回答

 アゲラタムの発芽適温は15~20℃です。名古屋の4~5月の平均気温は13~20℃(平年値)ありますので、まだ種まきができます。

 

1 品種

 ブルーブーケ(青色)、タイムレス(青色)、トップブルー(青色)、レッドシー(赤色)などがあります。

2 播種

 種子は大変細かいので200穴のセルトレーに播種します。用土は種まき専用培土を用い、播種後軽く覆土します。作付け面積1a当り2mlの種を播きます。4月は無加温でも十分発芽しますが、播種後雨が直接当たらないようなところで管理して下さい。発芽日数は10日程度です。

3 定植

 発芽後20日程度、本葉3~4枚で定植します。株間30㎝、条間30㎝の2条植えとします。

4 施肥

 施肥量が多いと開花が遅れますので、前作がある場合は元肥を施さず、追肥で生育を調節してください。

5 摘心

 草丈10cm程度で摘心します。

6 整枝

 側枝が20~30cmに伸びたら3本仕立てにするとともに、1/3程度の下葉を除去し、風通しを良くします。

7 ネット張り

 枝は曲がりやすいので、3マスで目合い20cmのフラワーネットを高さ40cmに張って栽培します。

8 収穫

 花の咲き始めは茎が軟らかく水揚げが悪いので、開花した花房径が5cm位になった頃を目安に収穫します。高温期はこれよりやや小さく、低温期は大きめに収穫すると良いでしょう。

 
写真 アゲラタムの生け花(花材:アゲラタム、寒咲きスイセン、キルタンサス)
 
 ▲図 アゲラタムの作型
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