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「農業」を職業選択のひとつに   畑からテーブルまで

[2017.08.27]

 

▲【ミライキッズプログラム】自分たちが作った野菜をマルシェで販売する子どもたち

 青年部会会長の横島龍磨さんは、子どもたちにいのちの大切さや、いただきますと感謝することを感じてもらったり、今の子どもたちに“農業”を将来の職業の選択肢の一つに入れてほしいと2つのプロジェクト「ミライキッズプログラム」と「farm to sweets」を企画しています。両プログラムとも3ヶ月1クールで完結します。

 横島さんは20年間外食業界に従事していました。しかし、そこで使っている食材に疑問を感じ始め、自然栽培を独学で勉強。平成20年に就農し、今年で9年目になります。

「農業という職業が、若い人たちが目指す職種から外れてきている」と感じたことがきっかけで企画したと話す横島さん。昨年4月~9月まで試験的に活動を行いました。その後、どれだけの人が自分の考えに賛同してくれるかを測定するため、11月からクラウドファンディング(群衆(crowd)と資金調達(funding)を組み合わせた造語)を開始。その資金で農園に販売拠点(ログハウス)を建てました。

 「farm to sweets」は子どもたちが栽培からアイデア出し、ネーミング、商品化まで全てに携わり、それを基に春日井市にある地元野菜を使ったベジタブルスイーツのお店「エルヴェラヴィ」で、シェフの技でカタチにして販売します。商品になるまでどれだけの人が関わり、何を考え、買ってもらうためにはどうすればいいのか試行錯誤し、今月24日に販売開始。今回はトマトを丸ごとカップにし中にショートケーキを入れた「TOMATO・BOX」、ナスの皮で着色した「夏野菜の宝箱」、ナスの中身を使った「ナスのジェラート」、ピーマンと味噌を使ったキッシュタルトの「P・M・C・T」の4品を販売します。連日売り切れが続く好評ぶりです。参加した子どもは「ナスが苦手だったから、あえてナスのスウィーツを考えた。お客さんに自分が作ったものを食べてもらえることが予想以上に嬉しかった」と満面な笑みを浮かべました。

 「ミライキッズプログラム」は子どもたちが野菜を育て収穫し、その野菜を店頭のマルシェで販売。その野菜を名古屋市千種区にある「Restaurant Vive」(レストランビブ)のシェフが目の前で調理し、みんなで食事をします。食事のあと、マルシェの売上金で会計。“畑からテーブルまで”をコンセプトにしたプログラムになっています。今回は親子3世帯9人が参加しました。5月に作付けをし、7月にログハウスで販売練習。集大成の今月27日、朝からレストランの前でマルシェを開きミニトマトやジャガイモ、金時生姜やナスなどを販売しました。トマトが嫌いだった子も「自分が育てた野菜だから食べる。料理してもらっているところを見たら食べられた」と苦手を克服した様子でした。参加した親は「1回限りでなく繰り返し土に触れ、採った野菜をそのまま口に入れる体験をしたおかげで食べられる野菜が増えた。また、知らない人と触れ合うことで積極性が増した。食だけでなく、人間として必要なものも身についてきているので参加してよかった」と笑顔で話しました。

 今回2つのプログラムを終えて、横島さんは「現在、農業の担い手不足が問題になっている。てっとり早く結果が出るものに手を出しがちだが、それでは結果は出ない。将来の担い手である子どもたちが、小さいころから収穫から販売まで経験することで『“農業”ってこうゆう職業なんだ』と知ってもらう。そして最終的に「農業」が子どもたちの将来の職業選択のうちのひとつに入ることがこのプログラムの目的」と意気込む。

▲【ミライキッズプログラム】お母さんと苦手な野菜を食べる子ども

▲【farm to sweets】横島さんの指導のもと苗を植え付ける子どもたち

▲【farm to sweets】エルヴェラヴィの吉川シェフ(左)、横島さん(右)と完成したスウィーツをPRする子どもたち

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