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エビイモ、夏の異常気象で生育ピンチ 北里小3年生

[2018.10.03]

▲今年の異常気象で影響を受けた葉を観察する児童ら

 小牧市立北里小学校3年生75人が3日、小牧市下小針のエビ芋研究会の試験圃場で、7月に続いて3回目のエビ芋観察を行いました。地元の特産物を知り、農家の仕事を学習する総合的な学習の授業の一環です。

 例年この時期には、茎の高さは2㍍ほど、太さは直径10~15㌢ほどまで成長するが、今年は夏場の降水量が少なく、高温が続いたことで高さ約1㍍、直径5~6㌢ほどしか成長していませんでした。

 同会の稲垣桂三会長は「7月10日から8月11日まで1ヶ月間雨が降らなかったこと、35℃以上の日が10日以上あったことが原因で、全く成長できていない。水がないと茎から吸収してどんどん縮んでいってしまう。エビイモの栽培を始めて5年間、このような状況は初めてで驚いている」と今年の生育状況を説明しました。

 児童らは、「この茎の下に芋が成長しているのが不思議」「7月に観察した時よりも手のひら3つ分葉が大きくなっている」などそれぞれの思いを巡らせながらエビ芋をスケッチしました。

 担当教諭は「地産地消や地元の食文化に触れ、自分たちの住む地域にはこんな素晴らしい特産物があるということも知ってほしい」と話しました。

 11月には、JAの北里支店ふれあい委員会が、児童らとエビ芋の収穫体験を行い、収穫したエビ芋を使った料理を試食する企画を予定しています。

▲エビ芋の生育状況を説明する稲垣会長

▲エビ芋のスケッチをする児童ら

▲掘り出したエビイモを興味深げに眺める児童ら

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