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副知事と意見交換   桃産地パワーアップ事業視察

[2018.02.21]

▼桃の産地視察をする森岡副知事と説明する桃生産農家の伊藤さん

 「産地戦略」の実践に必要な新しい生産技術の導入や担い手の育成方策などの取組みを実証する『農業生産力パワーアッププロジェクト推進事業』を、森岡仙太愛知県副知事が21日視察し、JA尾張中央果樹産地協議会における産地戦略実行の取組について進捗状況を確認しました。

 同事業は、将来を見据えた農作物の産地の戦略的な取組の推進と生産技術の高度化により、農業生産力の向上を図ることを目的としています。県が平成28年に策定した「食と緑の基本計画2020」に基づき、産地・品目ごとに産地関係者が10年後産地が目指す姿を定め、その実現に向けた取組方策を「人」「農地」「生産技術」「施設等」「販路拡大」の観点から取りまとめた『産地戦略』に基づく取組を県と農業団体等が一体となって実施し、その成果を県内産地で共有します。今回は、当地区の桃の産地視察をした後意見交換を行いました。

 JA尾張中央果樹産地協議会(もも・ぶどう)は、JA・市(春日井・小牧)・認定農業者・加工業者・JAあいち経済連・県中間管理機構・東海農政局・県尾張農林水産事務所で構成されます。同地区は、古くから桃やブドウ、イチジクなどの果樹栽培が盛んに行われていたものの、近年都市化の進展に伴う農家や農地の減少、農業従事者の高齢化など、地域の農業を取り巻く環境は厳しさを増しています。愛知県特産果樹生産動態調査によると、栽培面積は平成22年から27年にかけて、桃は18%、ブドウは6%減少しました。生産技術面における課題は①モモせん孔細菌病の多発による生産力の減少②鳥によるブドウの食害増加の2点です。課題に対しモモせん孔細菌病、ブドウの鳥害対策を目的とした物理的防除の実施を取組方策としています。

 同JA桃生産部会長の伊藤初美さんは「しのおかの桃を思い出話にしないように新しい技術や担い手育成をして産地を維持していきたい」と話しました。

 意見交換を行った森岡副知事は「おもしろく、儲かる農業を創意工夫して取り組んでもらいたい」と期待を寄せました。

▼鑑賞用の花として人気の花桃の説明をする伊藤さん

▼JA試験ほ場の様子を確認する森岡副知事

▼現地視察後の副知事を交えての意見交換会

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