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栄養面の工夫で風邪を予防 大学とのコラボ弁当販売

[2017.12.17]

 
 ▲「免疫力アップ弁当」を来店客にPRしながら販売する学生ら

 

 中部大学の管理栄養士を目指す学生らが16日・17日の2日間、JAの直売所「ファーマーズマーケットぐぅぴぃひろば」で、風邪をひきやすい冬の季節に合わせて「ビタミンB6」「ビタミンC」が豊富な弁当を販売しました。

 同大学では「地(知)の拠点整備事業」の一環で、地域活性化へ向け、地域と一緒に現場で解決策を考える取組みを行っており、今年3月21日にJAと「包括的連携協定」を締結しています。

 弁当を作ったのは、応用生物学部食品栄養科学科管理栄養科学専攻の1年生です。今年1月に愛知県とJAが協働で行う「産地直売所を交流拠点としたにぎわい創出事業」の一環で、同店と同大学のコラボレーション弁当(税込み価格580円)を販売したところ好評で40個用意した弁当が販売開始30分で完売しました。今回は協定の事業活動として、メニューのグレードアップを図りエビ芋など同店の地元産冬野菜を使いました。「免疫力を上げる」をテーマに風邪予防の工夫として、免疫ブログリンの生成に関わり免疫力を正常に保つビタミンB6と、ウイルスを排除する白血球の働きを強化し病原菌を攻撃し免疫力を高めるビタミンCを食事摂取基準の約1.5倍~2倍多く含んでおり、価格は税込みで800円です。販売数量も2日間で160個(1日で主菜が魚40個・肉40個の合計80個)に増やしました。

 主菜が魚(ホウボウ)と肉(ささみ)の二種類作り、魚はレンコンの挟み焼きに、肉はお花の肉巻きに調理しました。弁当には、大学と直売所がコラボレーションしていることがわかるように「免疫力アップ弁当」の帯を付けました。2日間とも学生らも店内で同弁当のチラシ・レシピの配布や来店客に説明するなどPRも行い、販売開始の午前10時から約2時間で完売しました。

 弁当を買った50代女性は「栄養面で風邪予防の工夫をしているところに興味をそそられ買った。その効果を考え作られ、味も良ければ金額も妥当なので食べるのが楽しみ」と話しました。

 活動に取り組んだ葛西瑶紀さん(19)は「地元野菜を使った弁当なので地産地消にもつながる。風邪予防だけでなく糖尿病などあらゆる持病のある方たちにも栄養に関する提案が瞬時にできるように勉強を積み重ねていきたい」と意気込みを語りました。

 
 ▲弁当の栄養面の工夫により風邪予防ができる旨を説明する学生
 
 ▲中部大学ののぼり旗を立てた「免疫力アップ弁当」ブースの様子
 
 ▲学生らが弁当の販売やPRをし、2日間とも販売開始から約2時間で見事に完売しました
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