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これからの人生より良く生きるために 終活セミナー

[2018.08.09]

リレーションノートを紹介する司法書士法人・行政書士法人コスモの山口里美代表 

 

 小牧市高根のJA本店で9日、司法書士法人・行政書士法人コスモの山口里美代表と葬祭業としては中部圏初の上場企業となった株式会社ティアの冨安徳久代表取締役社長を講師に招き、「終活セミナー これからの人生をより良く生きるための」を開催しました。

 同JAが4年前から開催している「土曜相続セミナー」の参加者からの事後アンケートによる多数の要望から昨年11月に山口代表による「安心!終活セミナー」の開催が実現し、今回はさらに冨安社長の講話も組み込み行われ、これまでのセミナー参加者を対象に募集チラシを送り参加率も高く約60人の参加がありました。

 山口講師は「生きる想いを託す~元気なうちに備える相続・遺言書~」と題した講演を行い、相続の基礎知識や被相続人が認知症になった場合のこと、成年後見制度の活用、自筆証書・公正証書の各遺言書の比較説明と遺言書作成の勧め、リレーションノートの活用など大型スクリーンを使いながら説明し、遺族の相続争いの回避や円滑に相続手続きを進めるためのアドバイスをしました。「相続対策は元気なうち、気付いたときが取り掛かるタイミングで、成年後見制度、公正証書遺言、リレーションノートの活用はお勧め。財産など自身のことを整理しておきましょう」と呼び掛けました。

 同ノートは自身が著作し書店で販売している書籍の簡易版で、今回の研修資料として参加者に配付されました。自分名義の貯金・保険・不動産などの財産、植物人間状態が続いたときなどの対応など、自身のあらゆる現在や今後望むことを事細かに記録・整理でき、自分の想いや財産を次世代につなぐための人生の引き継ぎ書です。

 冨安講師は「尽生(じんせい)と志事(しごと)~夢は見るもんじゃない!かなえるもんだ!~」と題した講話を行いました。「幸せの正体は、気付くこと。人はその日に死ぬなんて考えない。突然死することなく朝に目を覚まし、交通事故なく車通勤し無事職場に着けることは幸せなことなのだ。ありがとうの反対は当たり前。人は当たり前だと思うと感謝の気持ちがなくなるので、ありがとうが言えるか否かで自分が幸せか否かが変わる。愛の反対は無関心。どんなに厳しい言葉もその根底には愛があるから言われる。なければ、何も言ってもくれない。死生観という単語の頭文字が死なのは、人は死を受け入れてから生きていることになるのだ」などと自身が38年間葬儀ビジネスに携わり平成9年の創業以来、志・追求型経営で成長し続けた21年の軌跡、その原動力となる物事の考え方・捉え方を伝えました。

 自身が著作し発売中(定価1500円)の書籍「最期の、ありがとう。新・ぼくが葬儀屋さんになった理由(わけ)」を研修資料として参加者に無償で配付しました。

 ▲株式会社ティアの冨安徳久代表取締役社長の講話
各講師の話を真剣に聞き入る 約60人の参加者
質疑応答では各講師が参加者の質問に対し分かりやすく回答
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