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豊作な梨の摘果作業見学 小牧市立一色小学校

[2016.05.18]

小島昭子さんの摘果を児童らが間近で見学

小島秀五さんが摘果作業を説明

PTAボランティアたちも摘果作業に参加

この中から果実をひとつ残します

 小牧市久保一色の小牧市立一色小学校の梨園では、地元農家の小島秀五(ひでゆき)さん(77)・昭子さん(74)夫妻の指導を受け、梨委員会の児童と教諭、PTAのボランテイアが協力した梨の摘果作業が最盛期を迎えています。

 同校のある久保一色地区は梨の主産地で、開校間もない昭和48年に隣接地の果樹園から譲り受けた梨を育て、地元農家の協力により梨委員会を設けて、児童が栽培を手伝うなど特色ある教育活動に生かしています。現在、校内には「豊水」8本があります。

 18日には、総合学習の一環で梨作りを学ぶ3年生児童106人が、同夫妻とPTAボランティア12人の摘果作業を見学しました。小島さんからの「摘果とは、果実が大きくなり始めた頃に余分な果実を落とすことで、残した個々の果実にたくさんの栄養を与えて大きくすることです」といった説明により摘果について学びました。

 児童らは、同夫妻らがハサミを使って作業する様子を間近で見て「サクランボ、ミニトマトみたい」と落ちた果実を拾い集めていました。同校の梨園では摘果により落とした果実は片付けずそのまま残して梨の木の堆肥にします。

 小島さんは「昨年は摘果できないほど果実がならず不作で、1本の木に袋かけができる実が50個しかなかった。今年は4月上旬が好天に恵まれ授粉が上手くいき1本の木に約2000個の実がなり豊作で、これを6月15日に袋かけする約2日前に私が仕上げ摘果をして約350個~約400個にする。今年は8本の木で計3500個を栽培できるかもしれない。早く余分な果実を落とさないとせっかくの梨の木がいたんでしまう」と期待に胸を膨らませてみえます。

 教諭は「生徒たちには梨作りの過程や苦労、小島さん夫妻やPTAボランティアなどたくさんの人からの支えがあることへの感謝の気持ちを学んでほしい。これら当校で学んだことに対して自信と誇りを持ってほしい」と笑顔で話しました。

 同校では、3年生児童が6月中旬に袋かけ、9月初めから収穫して、9月中旬にその梨を6年生が下級生のために皮をむき、振る舞う「梨を味わう会」が行われるほか、梨の実を家庭に持ち帰り家族で収穫の喜びを味わいます。

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