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農業を自分の新たな活躍の場に    かすがい農業塾

[2019.01.15]

 ▲自身の経験から農業塾の意義を話す地元農家で営農アドバイザーの田中日出男さん

 

 JAと春日井市は15日、同市役所で学習農園「かすがい農業塾」の開講式を行いました。農業の担い手などを養成する目的で行っている同講座は11年目を迎え、今年は市内在住の男女17人が受講します。

 受講者それぞれに責任感を持ってもらおうと、一昨年度から実践方法を変更しました。これまで1グループ6人で1つの畑を使って栽培していたのを、一人50㎡ほどの畑を与え決まった作物を栽培し、空いたスペースは自由に使えるようになりました。 

 講師は、JAの営農技術指導員2人と地元農家2人が営農アドバイザーとして務めます。「基礎コース」と、プロ農家を目指す「就農コース」があり、栽培計画の作成から収穫まで1年間、約40回の講座で学びます。

 稲垣武麿常務は「今の農業の課題は後継者不足で、消費者は安全・安心で新鮮な野菜を求めています。農業は奥が深く疑問点・問題点も出てくると思いますが、その際は気軽に相談していただき、野菜の生育の過程や収穫の喜びを味わってください。この農業塾の卒業生28名が当JA産直店の出荷者となっています。ぜひ皆さんも仲間入りしていただきたい」と激励しました。 

 地元農家で営農アドバイザーの田中日出男さんは「もともと私もサラリーマンあがりの農業未経験者。初めての基礎コース1年間は思うように野菜ができませんでしたが、2年目にプロのコースを受講し自分の野菜を産直店に出荷してみたら売れました。それから野菜を作りお客様に喜ばれる楽しさを知り、農業こそ自分の新たな活躍の場だと確信したのです」と自身の経験から同講座の意義を訴えました。 

 受講する男性は「昨年定年退職をし、農業をやっている両親も高齢となり、畑も少し荒れてきました。これを機に私も農業をしっかりと勉強し、今後は農業で生計を立てていこうと考えております」と意気込みを話しました。

 ▲伊藤太市長のあいさつ
 ▲JAの稲垣武磨常務のあいさつ
 ▲自己紹介も兼ね今後の意気込みを話す受講者
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