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1年間で生きがいの農ハウを習得  アグリ道場閉講式

[2019.02.22]

 ▲JA研修園で受講生らに常緑果樹の整枝せん定を指導する杉山文一営農技術指導員

 

 JAは本店で22日、農業を通じて「健康管理と生きがいづくり」をテーマに、畝づくりから栽培管理までの農業の基本と応用を学ぶ第19期アグリ道場「小牧パワーアップ講座」の閉講式を開きました。

 同講座は通年講座で、野菜が6回、果樹が6回、花卉が2回と全14講座に分け、JAの営農技術指導員が農業技術のノウハウを伝授します。今年度は45人が学んだ人気講座です。

 最終講義では、JA研修園で杉山文一営農技術指導員が「整枝せん定は、品種特性を重視し、良果生産や栽培管理作業に便利なように樹形を整え、主幹・主枝・亜主枝・側枝・結果枝と均衡のとれた樹冠を構成し、毎年果実が安定的に着果するための骨組みを作ります。品質の揃った優良な果実を生産できるよう樹冠全体に日射しが入るように枝を配置します。また、病害虫に侵された枝を取り除き、防除薬剤が全体にかかるように整枝します」と常緑果樹の整枝せん定のコツなどを説明しました。

 続いて、酒井広蔵営農技術指導員が「病害虫防除」についてスクリーンを使った座学を行いました。「殺菌剤には、植物の表面を抗菌物質で覆い胞子の発芽や菌糸の伸長を阻害し、病害抵抗性を高める〝予防剤〟と、侵入した菌糸の発育や胞子の形成を阻止する〝治療剤〟があります」など農薬の上手な使い方や相談の多い病害虫とその対策など、病害虫を発生させない栽培管理をアドバイスしました。

 閉講式では、農業振興部営農指導課の毛利公彦課長が「1年間の講座で学んだノウハウを存分に活かし、新鮮で安全・安心な農作物を育て味わい、これからも生きがいとして農業に励み健康に過ごしていただきたい。皆さんの家庭や当JA管内地域の農作物の自給率向上にもつながれば嬉しい」と激励しました。

整枝せん定の指導中に受講生からの質問に受け答えする杉山文一営農技術指導員
「病害虫防除」についてスクリーンを使い説明する酒井広蔵営農技術指導員
病害虫を発生させない栽培管理をアドバイスする酒井広蔵営農技術指導員
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