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【11月】秋冬野菜の栽培管理

[2016.11.01]

●小嶋富士雄営農技術指導員

 「収穫の秋」を満喫する時期となりました。皆さんの努力の結果が現れ、キャベツ、ハクサイ、ホウレンソウ、コマツナ・・・と沢山の野菜が収穫期を迎えます。本年は残暑がきびしく、秋野菜も作付けが遅れたり、虫の被害にあったり、苦労されたと思います。
 本年は、まだまだヨトウムシやハスモンヨトウの多発が予想されています。早めに発生を見つけ防除してください。

種まき適期・植えつけ・収穫の各主な野菜

エンドウ類
 11月上旬までに連作障害に極めて弱いので4~5年は同じ畑での栽培はできません。うね幅は90~11cmとし株間35cm~45cmとします。また1箇所3~5粒点まきにし、上土を1.5cm位かけます。肥料は15g/㎡をめどに施します。
 なお種子はひと晩水に浸して播くと、発芽しやすくなります。また厳寒期に入る前に風除け、霜よけを行ってください。

エンドウ

春キャベツ

サトイモ

タマネギ
 太さ6~7mm、草丈20~25cm程度の苗を霜が本格的に降りる前に植えます。肥料は苦土石灰、緩効性肥料を200g/㎡程施します。追肥は12月中下旬、2月下旬~3月上旬に100g/㎡づつ施します。追肥後はうね間を除草をかねて中耕してください。

コマツナ
 温度が急激に下がってくる時期ですので、早めに播いた方が良いでしょう。肥料は苦土石灰を100g/㎡,緩効性肥料か有機質肥料を150g/㎡施します。間引きは草丈5~6cmの時に3~4cm間隔に行ってください。

ナバナ
 10月に定植したナバナは本葉15枚をめどに摘心します。摘心は傷口が乾くように雨の日や夜露がある時は避けます。株が充実してきたら、大葉の影になる葉やわきめが日陰になるような葉は取り除きます。このとき、樹勢を落とさないように気をつけてください。一度にかく葉は3~4枚が限度でしょう。 

チャレンジ1 春キャベツ
 ちょっと変わったところで春キャベツにチャレンジしてみてはいかがでしょう。但し春キャベツは冬を越すため防寒対策を行い、3月以降急速に肥大し、収穫適期が短いので注意してください。
 一般に5月収穫の物は11月上旬に、6月収穫の物は12月下旬に播種します。定植の株間やうね間、苗の大きさは、秋冬の場合と同様です。追肥は暖かくなる3月までに1~2回、3月以降結球開始までに1回程度施します。

ブロッコリー
 11月に収穫するものは、まだ気温が高く花蕾の肥大が早く進み、小花が黄化しやすいのでやや若穫りが適しています。また家庭菜園では側枝も収穫できる品種を栽培しているケースが多いと思いますが、この場合頂花蕾を収穫した後、側枝の花蕾の生育を促すため追肥を施してください。

チャレンジ2 サトイモの貯蔵
 サトイモの保存は、通常40~50cmの深さに穴をほり、収穫したサトイモを裏返しにして2段くらい重ねて置きます。またその上に防寒対策として籾殻や稲わらをかぶせ、上から雨が浸入しないようにビニルで覆い、周囲に排水対策を施します。
 ここで提案するのは、サトイモを掘らないで貯蔵する方法です。一度霜に当たった頃、茎を切り取ります。その上に籾殻をたっぷりかけます。雨を防ぐため、全体を厚手のシートやビニール、とたん板等で覆い、周囲に排水対策を施して完成です。必要な時に必要な株数だけ掘りあげて食べてください。
 穴を掘って貯蔵するのと比べ簡単にできます。やってみる価値はあります。

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