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トルコキキョウの管理 ~播種準備~

[2022.08.01]

●営農技術指導員 大澤梅雄●

質問
 花づくり初心者です。直売所では上級者向きの花として知られるトルコキキョウに挑戦したいと思います。種まきから教えてください。

回答
 トルコキキョウの何が難しいかと言えば、種が小さくて生育が遅く、原産地の生育環境は当地とかなり異なるため、栽培管理には緻密さと工夫が要ります。その点が難しくしているかもしれません。しかし、適正な栽培環境を確保できれば、これほど楽な品目はありません。
 苗を購入して栽培を開始することもできますが、皆さんには種まきから始めることをお勧めします。

1 分類
 本種はキキョウと名付けられていますが、キキョウ科ではなくリンドウ科の一・二年草です。
2 原産地と環境
 原産地は北米のロッキー山脈東側。テキサス州、コロラド州などです。当地よりも温暖で雨量が少ないのがこの地域の特徴です。ちなみに、年間平均気温は4℃高く、中でも1~3月の平均気温は6℃も高く推移します。また、年間降雨量は半分程度と少ないようです。
3 名前 
 トルコキキョウ(和名)、ユーストマ(学名)、あるいはリシアンサス(旧学名)などと様々な名前で流通していますが、皆おなじEustoma russellianum G.です。
4 播種準備
(1)種子
 種子は黒色で1mm以下の大きさです。福花園種苗㈱の絵袋では0.05mlで500粒が入っています。また、細かい種子を播きやすく加工した直径1mmのコーティング種子も売られており、㈱サカタのタネの絵袋に0.2mlで100粒の種子が入っています。
必要種子数の目安は、必要とする苗数の最低2倍は用意しましょう。
(2)播種容器
 播種後の手間を考えるとセルトレーがよいでしょう。200穴や128穴でもよいのですが、後日紹介する当JAで開発した技術「セルトレー定植」を行うのであれば288穴をお勧めします。
(3)培養土
 セルトレーは厚みのないプラスチック製で曲がりやすいことから、ピートモスを主体とした軽い培養土が適します。「タキイたねまき培土」、「CM培養土」などがあります。
(4)種まき用具・材料
 ハガキなどの厚紙とツマヨウジさえあればコーティング種子であろうが裸種子であろうが播けます。
しかし、裸種子は細かすぎて播けないという場合は、増量剤と耳かきを用意します。パーライトを購入し、細かく砕いて増量剤とします。
(5) コンテナ
 貯水可能な容器で概ね深さ5~10cmの物が良い。セルトレーの底面給水用に使います。

 

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