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4月の家庭菜園

[2016.04.01]

●小嶋富士雄営農技術指導員

スイートコーン
 4月に作る家庭菜園の代表選手です。家で作ったスイートコーンの味は最高です。家族に喜ばれます。ただ、虫の被害にあいやすく、なかなか上手に作れません。
 主なポイントは次のとおりです。

スイートコーン

1 品種
 スイートコーンの品種は沢山ありますが、甘くておいしいものは作りにくいのが多い。その中でおすすめなのは、ゴールドラッシュ、味来やおひさまコーンです。いずれも粒皮がやわらかく、おいしいのが特徴です。

2 播種
 露ち畑での播種は4月以降なら大丈夫だと思います。
 スイートコーンの種は発芽率がダイコンやキャベツと比べて劣ります。種は畑に直接まきます。1か所3粒ずつまきます。畝は幅1.2m位の幅で2条まきとし、株と株の間は30cm位とします。マルチを行うと地温が上昇し生育がよくなります。覆土は2cm位とします。播種後はたっぷり水をやります。

3 肥料
 スイートコーンは肥食いです。まず1㎡当たり、苦土石灰100g、BMようりん40gを播種2週間前に施します。1週間前に化成肥料を200g程度施し、畝立てをし、マルチを張ります。

4 間引き
 播種後1週間程度で発芽してくると思います。草丈が10cm位になったら間引きを行います。この時根を痛めないように注意してください。スイートコーンの根は太いですが、非常に弱いものです。残す1本の根を痛めないため、間引く苗はハサミで切るのが理想です。欠株になったところは他から根を痛めないように掘りあげた苗で捕食してください。

5 追肥
 追肥は2回行います。1回目は草丈が膝の高さ位になったころです。まずマルチを外します。その後肥料を施します。肥料は園芸化成特1号で50 g/㎡です。肥料は全面に施し、溝の土を株もとに土寄せします。2回目は真上の穂(雄穂)が出始めた時です。この時も1回目と同様に園芸化成特1号50g/㎡を全面に施します。施した後、株もとに土寄せ。除草を同時に行います。 

6 わき芽かき
 わき芽は従来取り除いていましたが、今はほとんど取り除いていません。むしろ生育促進や倒伏防止に役立つと考えられています。
 雌穂は一番上のものがもっともよく肥大します。一番上以外は取り除いたほうが良いですが、この時葉を痛めるなら取り除かないほうが良いです。

7 アワノメイガ対策
 害虫の被害で最も大きいのはアワノメイガです。よくシーズンになるとスイートコーン畑で雄穂が枯れているのを見かけますが。これは多分にアワノメイガが侵入しています。
 まず農薬で対策を行う場合ですが、2回行います。1回目は雄穂が出始めたころに登録のある粒剤(例:デナポン粒剤5)を施します。3~4日たったら雌穂が出ます。その錦糸を中心に2回目を同じ薬で散布します。
 農薬を少しでも止めたいという方には、1回目は同じように農薬を散布します。2回目は散布せず。雌穂に牛乳パックをかぶせます。かぶせる前に雄穂を切り取り、手で人工授粉を行います。興味のある方は問い合わせください。

8 鳥害対策
 最近はカラスをはじめとする鳥の被害が増大しています。鳥の被害を少なくするには、全体に防鳥ネットをかぶせるか、アワノメイガ対策で説明した牛乳パックで雌穂を覆うのが良いと思います。

9 収穫
 収穫は雌穂が出始めてから20~25日頃だと思います。これは雌穂の先を剥いて、先の実入りを確認してからのほうが良いと思います。スイートコーンの命は鮮度です。朝収穫をして、世界一おいしいスイートコーンを食べてください。

ミニゴボウ
 別名サラダゴボウとか1尺ゴボウとか言われるミニゴボウは根長35~40cm、播種後100日位で収穫するゴボウです。3月下旬~4月上旬に播種すれば7月に収穫可能となります。白肌でアクが少なく、非常においしくめしあがれます。

ミニゴボウ

1 品種
 「サラダごぼう」「サラダむすめ」「てがる牛蒡」等の品種があります。

2 播種
 播種適期は4月上旬以降です。4月下旬に播種すればお盆ごろに収穫可能となります。
 畝間50~80cm、株間8~10cmの2粒まきが基本となります。移植は行えませんのでご注意ください。覆土はニンジンと同様に薄く行います。覆土後よく鎮圧すると、発芽率が上昇します。
 種皮に発芽抑制物質がついているので、一昼夜水に浸したほうが発芽がようなります。

3 畑の準備
①畑は50cm位の深さまで耕しておいてください。
②未熟な有機物は根の生育に障害をもたらします。
③線虫に弱いです。線虫の少ない畑を選びましょう。
④石灰は100~150g/㎡が目安です。
⑤肥料は手持ちの肥料で十分ですが、施肥例を記載して追います。
⑥土壌酸度6.5位を好みます。
⑦連作障害に極めて弱いです。4~5年は栽培していないところで栽培してください。

4 栽培管理
 2粒まきは本葉2~3枚の時、間引きを行い1本立てとします。間引き後に追肥、除草、土寄せを行います。追肥は園芸化成特1号で10g/㎡行います。

5 収穫
 収穫は播種後100日前後ですが、ゴボウの太さが1~1.5cmになったら順次収穫してください。収穫遅れでも食べられますが、表皮が厚くなり食味が落ちます。

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