農と食

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7月の家庭菜園

[2016.07.01]

●小嶋富士雄営農技術指導員

夏まきキャベツ

 7月は早いもので、秋冬キャベツの播く時期となりました。秋冬キャベツは、7月の終わりから8月に播きます。家庭菜園での収穫は11月初めから2月末まで可能となります。
 キャベツにはビタミンUという胃の粘膜を整てくれる成分があります。これは、キャベツ以外ではほとんど見られません。キャベツが揚げ物や肉料理の添え物としてされるのは、こうした食べ合わせの最適さを考慮したものといえます。

主なポイントは次のとおりです。

夏まきキャベツ

1 品種
 夏まき品種の代表としては、極早生種の初秋、早生種のおきな、中晩生種の彩音などがあります。これらは比較的つくりやすく、おいしいのが特徴です。

2 育苗管理
 茎が太く、葉の厚いがっちりした苗を作ることが目標です。苗箱を置くところは、最初は納屋等でも構いませんが、発芽後は日の当たる所がよいです。ただし、風通しがよく、気温が上がりにくいとこが良いです。水は朝たっぷりと打ちます。夕方には土の表面が乾いているのが理想です。暑い時期ですので、乾きすぎた場合できる限り苗のに葉に水がかからないように少量かん水します。発芽をよくするため新聞紙等で上を覆った場合、1粒~数粒発芽したら新聞紙等をどけてください。
 暑い時期で病害虫も多い時期ですので、本ぽを含めてくれぐれも細心の注意を払って管理してください。

3 ほ場での耕種概要
 施肥量は、苦土石灰100g、BMようりん40g、IB化成S1号100g、園芸化成特1号40gです(いずれも1㎡当たり)。苦土石灰とBMようりんは定植の2週間前に、IB化成S1号と園芸化成特1号は定植の1週間前に施し、畝をつくります。
 畝幅は1条植えで60~80cm、2条植えで90~12cmです。また株間は30~40cmです。

4 定植
 暑い時期の定植は夕方が良い。夕方だと明日の朝まで比較的涼しい環境に苗を置くことができるため。定植時は、定植前にたっぷりかん水することを忘れずに。少しでも早く活着を促すことが大切です。また定植後すぐに寒冷紗等のトンネルをかけ、害虫の被害を少なくします。またこの時、登録のある粒剤(オルトラン粒剤、アドマイヤー1粒剤等)を上手に利用すると、減農薬につながり害虫の被害の少ないキャベツが収穫できます。

5 管理
 まず肥料ですが、元肥は先に記しましたので省略します。追肥は2回行います。1回目は定植後約15日で行います。第2回目は葉が巻きはじめたころに行います。早生系のものなら、植え付け後1か月位になると思います。いずれも速効性の肥料(例:園芸化成特1号)で行い、施肥量は10㎡当たり600g位です。
 次にかん水ですが、キャベツは過湿を嫌います。植え付け直後は夏の暑さがありますので、1週間程度毎日朝水をやりますが、それ以降はやりません。
 次に害虫対策です。虫が非常に多い時期ですので最大限の注意が必要です。植穴にアドマイヤー1粒剤等を施し、定植直後には寒冷紗等でトンネルをかえるとよいでしょう。後はキャベツの様子を見ながら必要に応じて殺虫剤で虫退治を行います。アドマイヤー1粒剤等と寒冷紗がしっかりかぶせてあるのなら、ほとんど後の殺虫剤は必要ないと思われます。

6 収穫
 早生キャベツは傷みが早く、収穫適期は2週間ほどしかありません。また寒くなる年越のものは比較的長く、遅いものでは3月まで収穫可能となります。

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