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松竹梅の管理 ~作り方(1)~

[2021.12.01]

●営農技術指導員 大澤梅雄●
質問
 近頃は、家庭でも店舗でも門松を立てなくなりました。さみしい限りです。先日、園芸店で大きな鉢に植えられた松竹梅の寄せ植えを見かけ是非作ってみたくなりました。どのように作ったらよいのでしょうか。

回答
 伝統的な名古屋流の松竹梅寄せ植え盆栽を紹介します。マツが小さくウメが大きい東京流とは異なり、マツは大きくウメは小さく作るのが名古屋流の特徴です(写真1)。
 今月から3か月にわたって連載します。

1 用意するもの(写真2)
(1)花材
主な材料:マツ(5~6号鉢植えで樹高は梅と同等かそれ以上のもの)、ウメ(5号鉢植えのもの)、
     チゴザサ(タケの代わり)
添え物:ナンテン、フクジュソウ、ヤブコウジ、コケ
お好み:極小サイズの紅白ハボタン

(2)植込み材料
四角形(内寸36×26×6㎝)あるいは楕円形(内寸33×23×4㎝)の平鉢、土(粘土質の田土か畑土5ℓ)、
ケト土1袋、ダンボール紙(10×10㎝)2枚。

(3)飾り物
溶岩石(大中小3個以上で大の目安は握りこぶし以上)、寒水石(1ℓ)、作り物(鶴、亀、橋など)。

 
(4)小道具
ハサミ、霧吹き器、古い歯ブラシ、雑巾、新聞紙など。


▲写真1 名古屋流松竹梅盆栽寄せ植え作品例

▲写真2 作成に必要な材料
左上から:マツ、ウメ、チゴザサ、フクジュソウ、ナンテン
左下から:平鉢、ケト土、コケ、寒水石、溶岩石、ダンボール紙、鶴の飾り物、田土

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