出荷量の増大を目指して 桃出荷組合総会
[2017.03.16]
しのおか共選桃出荷組合(組合長・組合員41人)は16日、小牧市上末の小牧東部営農生活センターで通常総会を開きました。
組合員をはじめJA職員ら約40人が参加し、平成28年度事業報告・収支報告、平成29年度事業計画(案)・収支予算(案)、しのおか共選桃出荷組合規約一部変更(案)、役員改選の全4議案を承認しました。
同組合の西尾光政組合長は「今年度は、出荷量が前年比12%弱ダウンだった。29年度は出荷量の増大に取り組みたい」と報告がありました。
安藤茂市組合長は「高齢化が進んでいるが、この地域の特産品である桃生産の増大をお願いしたい。県とJAが協力してモモサポーター養成にも取り組んでいるので、応援ができると思う。今年は豊作になるように願っている」とあいさつしました。
総会終了後は、杉山文一営農指導員が「桃の病害防除」について研修を行いました。杉山営農指導員は「せん孔細菌病について、今年度は春先から5月上旬まで比較的発生は少なかったが、5月中旬の風が強い日を境に発生が多くなった。風対策の年間を通じて効果の高い防除手段としては、風上側に防風垣、防風ネットを設置しましょう」と説明しました。
役員改選では、組合長に鈴木裕之さん、副組合長に西尾幹行さん、会計に落合きさ子さん、監事に落合かよ子さんと鈴木茂秋さんが新たに選任されました。