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市民が技術を学び産地の維持を 桃栽培養成講座

[2016.04.20]

平専門員の実演を交えた摘果作業の説明

江口敏弥課長のあいさつ

受講生がそれぞれ自己紹介で思いを語る

真剣に講座に取り組む受講生ら

 JA尾張中央(春日井市・小牧市)担い手支援推進協議会が20日、尾張農林水産事務所農業改良普及課とJAの協力により、JA本店で「モモ栽培サポーター養成講座開講式」を開きました。公募で集まった13人が、モモ栽培の基礎を座学と実習により学びます。

 当地区の桃栽培の歴史は明治からと古いものの、最盛期の昭和35年を境に、住宅開発や担い手の高齢化・後継者不足により農地が減少。栽培面積は平成28年には昭和35年の約1割まで減少しています。

 講座は、地域の伝統を維持するため、平成25年から実施。モモ栽培に関心がある一般市民を対象に、桃栽培技術を身につけてもらうことで、桃栽培を手伝うことができる人材を育成する目的です。本年度も、予備摘果に始まり袋掛け、収穫、整枝剪定まで11講座が予定されています。

 開講式ではJAの長田宏常務が「現在は桃栽培も担い手の高齢化や栽培面積の減少が心配されている。この講座も平成25年から始まり今年で4年目となる。JAも支援してまいりますので、収穫の楽しみに向けてケガや事故には気を付け、しっかりと桃栽培の技術を学んでください」とあいさつしました。

 尾張農林水産事務所農業改良普及課の江口敏弥課長は「春日井・小牧市は伝統ある桃産地です。現状から新たな担い手の確保・育成が重要です。桃栽培の作業ひとつひとつの意味を理解し技術を身に付け、桃産地の維持・発展に取り組んでいただき、桃栽培サポータークラブにも加入していただきたい」と激励しました。

 受講生の自己紹介では「妻の母が86歳の現役農家で桃栽培をしている。手伝うには技術の習得が必要だと思い、この講座に応募した」「亡くなった父が果樹栽培をやっていて、JAにもたくさん出荷しておりました。桃栽培のことは全くわからないので技術をしっかりと身に付け、父の残した桃の樹をできるだけ長く残していき、美味しい桃を父にお供えしたい。また、地域の地場産業の力になればとも思います」「子どもの頃に近所の桃農家から桃をもらって食べていた。その味が忘れられず、桃は体に良いということから桃栽培を試みたが上手く摘果できずならせすぎてしまった。正しい技術を学ぼうと教室を探していたらこの講座を見つけた」とそれぞれが参加の思いを語りました。

 講座は、座学と実習の2部構成で行われます。座学では、農業改良普及課の平晋一郎専門員が、テキストやプロジェクターを使って、当日の管理作業の目的と具体的な管理方法など、桃栽培に必要な基礎知識を指導。実習は、JA研修園で実際に受講生が管理作業を行いました。

 この日は本店でカリキュラム説明を行い、研修園で樹ごとに受講者を割り振り、摘果作業の実演を行いました。

 次回は4月25日に予備摘果を予定しています。

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