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こんにちは産直さん


林 和男(はやし かずお)さん 小牧市入鹿出新田

栽培面積
10a

農業は手間がかかるほど、愛着も沸いてより楽しくなる

 林さんは、地元の喫茶店や乗馬クラブ、畜産会社の協力のもと、オリジナルの肥料を使った有機栽培を行い、可能な限り農薬を使用しない栽培を心掛けています。
 農業が趣味で、現在は合計10aの栽培面積にサトウキビ、サツマイモ、黒豆、桃など一年を通して約20種類の農作物を栽培しています。過去には蕎麦を種から育て、蕎麦打ちまでしたこともあります。
 昨年5月には白ゴマの栽培を始めました。日本ではゴマの消費量の内99.9%を輸入に頼り、国産は0.1%と非常に希少性が高いとされています。
 「ゴマは、刈り取った穂を乾燥させた後、さやが開いて弾けた種を集めるなど、ほかの野菜と比べ手間がかかる。それゆえに愛着が沸き、栽培がより楽しくなる。来年は黒ゴマと金ゴマの栽培も考えている」とやる気に満ちています。
 林さんは毎年、農業祭や品評会に出品され、野菜の他白ゴマの栽培も各品評会に向けて栽培に励んでいます。また、地元の子ども会と協力して農業体験を開催し、農業の楽しさや大切さ、食べること喜びを伝えています。
 今後の目標について伺うと「農業を楽しみ健康継続!美味しい野菜や果物を育て、味わい続ける!それをテーマに農業と共に毎日を過ごていきたい」と元気よく話していただきました。

 

(JA尾張中央 広報誌 ふれあい2019年11月号「農の現場から」掲載)

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