農と食

ホーム > 農と食 > こんにちは産直さん > 小牧市新町 穂積さん

こんにちは産直さん


穂積 啓允(ほづみ ひろのぶ)さん 小牧市新町

作付面積
約10a

出荷店舗
GC桃花台店

常に初心にかえってチャレンジ

 

 「農業をやっていると体力的にも精神的にも健康を維持できる。やっぱり農業はいいよね」と農業の魅力についてしみじみ語る啓允さん。

 定年退職の数年前からお父さんの畑仕事を引き継いで本格的に農業をはじめ、10年程前からグリーンセンターへ出荷をしています。今では桃花台産直部会の部会長を務め、今年で6年目となります。同部会は産直のブランド力向上のため、紫白菜やアレッタ、カリフローレなど珍しい野菜の栽培に積極的に取り組んでいます。その甲斐もあり、県外からの取り寄せ注文がはいるまでになりました。

 啓允さんは現在、公益社団法人「シルバー人材センター」や社会福祉法人「竜陽園乳児院」の理事長の職に就きながら、時間を見つけては畑へ向かい、週に2回ほどグリーンセンターへ出荷しています。

 一年を通じて約30品目の野菜を栽培し、冬は主に白菜やキャベツなどの葉物類と、カブや大根などの根菜類に力を入れています。啓允さんのこだわりは、種から栽培すること。苗づくりでは気温や降水量など、その年の様々な気象条件を考慮する必要がありますが『播種してから何日目にはこの作業』という独自のルーティーンに沿って管理することで、丈夫な苗を栽培しています。

 「出荷時にお客様から『いつもあなたの名前が付いた野菜を探して買っていますよ』と声をかけられたことがあり、日ごろから良品出荷に努め、責任が持てる野菜を並べなければと再認識した。出荷を始めて早10年、常に初心にかえってチャレンジを続けていきたい」と意気込みをお話しいただきました。

(JA尾張中央 広報誌ふれあい2021年1月号「農の現場から」掲載)

 

 

ページTOPへ戻る