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こんにちは産直さん


伊藤 芳美(いとう よしみ)さん 小牧市池之内

耕地面積
30a

出荷店舗
GC桃花台店・春日井中央店

父から受け継いだ桃作り

 「桃作りは結果がすべて。それまでの作業の積み重ねが、収穫の成果に大きく影響するので、毎日どきどきワクワクしながら作業をしています」と笑顔を見せる芳美さん。定年退職後、お父さんから桃作りを受け継ぎ、今年で9年目になります。
 6月中旬から収穫期を迎える早生の「はなよめ」「日川白鳳」「みさか白鳳」、主力品種の「白鳳」、晩生の「よしひめ」「なつおとめ」の計6品種を栽培。7月中旬の最盛期は、朝4時半頃から収穫を始めます。桃の果肉はとてもデリケートで、指先だけで収穫すると指の跡がついてしまいます。そのため手の平と指の第2関節あたりに力を入れ、地面に向かって垂直にそっと引っ張るのが芳美さん流です。
 収穫する際、最も気を遣うことは熟度です。産直販売ではすぐ消費者のもとへ届くため、食べ頃の桃を見極めます。収穫したら一玉一玉丁寧にパック詰めし、グリーンセンターに出荷します。よりフレッシュな桃を届けるため、2回に分けて出荷することもあります。パック詰めする際は、傷がないかを確認することはもちろん、1つのパックに色味や大きさを揃えて詰めるようにしています。
 「農作物を作る喜び、そして作ったものを食べてもらえる喜びを味わえるのは、とても幸せなこと。これからも妻と力をあわせて、消費者が食べて笑顔になる桃作りに努めていきたい」とお話しいただきました。

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