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こんにちは産直さん


加藤 里巳(かとう さとみ)さん 春日井市玉野町

栽培面積
2a・25a

両親が残してくれた財産を守りたい

 65歳で退職した後、2aの畑で奥さんと協力しながら畑を耕す里巳さん。学生の頃からご両親が農業を営む姿を見てきたため、その頃を思い出しながら自己流で作業を進めています。
 ファーマーズマーケットぐぅぴぃひろばの店長から勧められたことをきっかけに、一昨年4月から出荷を始められました。週に2回程、収穫したての野菜を店頭に並べます。出荷の際には消費者との交流を欠かしません。減農薬で栽培するため、病害虫に強いにんじんやブロッコリー等の根菜類を多く栽培しています。消費者に手に取ってもらうために、見た目をきれいに整えて『この人の野菜を食べてみたい』と思ってもらえるような出荷を心掛けています。
 また、25aの田んぼで「あいちのかおり」を栽培しています。里巳さんの楽しみは、お孫さんをトラクターに乗せたり、一緒に作業すること。お孫さんは岐阜県在住のため、なかなか会えませんが、時々遊びに来て一緒に土いじりすることを楽しみにしています。
 農業を始めて思うことについて「自分で作ったお米は格別美味しく感じる。両親が残してくれた財産を大切に守っていきたい。息子もそれを受け継いでくれたらうれしい」と笑顔で話していただきました。

 

(JA尾張中央 広報誌ふれあい2020年2月「農の現場から」掲載)

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