こんにちは産直さん
鵜飼 等(うかい ひとし)さん 春日井市西尾町
栽培面積
約80a
出荷店舗
ファーマーズマーケットぐぅぴぃひろば
「失敗したことを糧に、着々と成功に近づく」ことをモットーに日々農作業に励む等さんは、64歳で退職したのち本格的に農業を開始。5年前から、ぐぅびぃひろばへ産直出荷を始めました。
等さんの畑がある西尾町では近年耕作放棄地が増え、近隣の方から土地を有効活用してほしいと依頼を受けるため、土地を整備して徐々に耕作面積を拡大。もともと6aだった耕作面積は、今では80aにまで増えました。
里芋の栽培に人一倍熱を入れる等さん。8月初旬から12月中旬頃までの長期間、消費者に味わってもらえるようにと、収穫する時期をずらすため、里芋の作付面積を広げ、また効率的に作業できるようにトラクターも購入しました。等さんのおすすめは8月初旬から9月中旬にかけて食べられる「芋茎」。食用に供されることはあまり知られていませんが、中がスポンジのようになっていて調味料が染み込みやすいため、煮物や酢の物などに重宝されています。
「農業は自分の人生を満足させてくれるもの。サラリーマン時代には感じられなかったこの気持ちを大切に、これからも丹精込めて野菜を栽培し、より多くの消費者に味わってもらいたい」と熱意を語っていただきました。
▲鵜飼さんがオススメする里芋の「芋茎」9月中旬頃まで出荷されています。
(JA尾張中央 広報誌ふれあい2020年9月号「農の現場から」掲載)