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桃産地の維持発展のために    モモサポ閉講式

[2017.11.29]

▲修了証を受け取る受講生代表

 JA尾張中央担い手支援推進協議会は29日、小牧市高根のJA本店で「モモ栽培サポーター養成講座閉講式」を開きました。受講生、JA職員、尾張農林水産事務所、市職員ら25人が参加しました。

 管内の桃栽培の歴史は明治からと古いが、最盛期の昭和35年を境に、住宅開発や担い手の高齢化・後継者不足により農地が減少。ピーク時の栽培面積881㌶に比べると、平成29年は最盛期の約1割強ほどとなっています。

 養成講座は地域の伝統的な作目を維持するため、平成25年から実施。桃栽培に関心がある市民が、桃栽培の手伝いができる技術を身に付けるのが目的です。愛知県尾張農林水産事務所農業改良普及課と同JAが協力して摘蕾から摘果、袋掛け、収穫、整枝剪定まで13講座を座学と実習で栽培の基礎を伝授します。

 同協議会の稲垣武磨会長が「半年間お疲れ様です。引き続きモモ栽培サポーターとして活躍いただき農業振興に協力ください」と修了証を代表者に手渡しました。

 県農業改良普及課の江口敏弥課長は「担い手不足と生産者の高齢化に対する人材育成を行政とJAが連携して今年で5年を迎えた。果樹は一年一作なので後継者や次世代の農業者を育てるには栽培を毎年繰り返さなければならない。本年は6戸の援農をいただきとても助かったと聞いている。この経験を担い手、農家として農業の活性化に活かしてほしい」と激励しました。

 最後に修了生が「畑の講座は3年通った。桃は初めてだったがこれからも頑張って実力をつけたい」「妻の実家の桃栽培を手伝うため二人で基礎から学んだ。おいしい桃を生産していきたい」と一人ずつ感想を述べました。

 今後は終了した受講生を対象に、「モモ栽培サポーター準クラブ員制度」を開設し、一年間実習見習い経験を積んだのち、正クラブ員として実習ボランティア経験を積み、人手が必要な農家の作業を支援して産地を維持発展させる体制の充実を目指します。

▲稲垣武磨常務のあいさつ

▲受講生に激励のエールを送る市職員

▲一年間の感想を述べる受講生

 

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