
ありがた~いお顔のナスが採れました
[2020.08.12]
北里支店管内にお住いの青山守男(あおやま もりお)さんから、お盆の時期にぴったりのナスが採れたとのご連絡をいただき、取材へ伺いました。
「生長過程で表皮がはぜてしまった実があったので、切って捨てようとしたが、なぜか手が止まった。実をよく見てみると、顔のような形をしていたので捨てることができなかった」と話す青山さん。ナスを見せていただくと、確かに顔の形をしています!お盆も近づき、ご先祖様が近くまでいらしていたのかもしれません。そう思うと、ありがたいお顔に見えてはきませんでしょうか・・・?
今回、ありがたいお顔になったナスの品種は京の伝統野菜『賀茂ナス』。形は球体で、直径は10~12㎝ほどまで大きくなります。ガク(ヘタ)が細長く、跳ね上がるところが特徴で、顔に見える要素の大部分はこのためです。
一本の木から収穫できる量は少なく、生長過程での手入れも大変ですが、味が良いことで評判でもあります。店頭で見かけた際は、是非一度ご賞味してみてはいかがでしょうか?