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グラジオラスの管理 ~露地7月出荷~

[2019.03.01]

●営農技術指導員  大澤梅雄

 

質問

 花は露地ギクだけを生産しています。直売所向けに花の種類を増やしたいと思っています。3月は比較的暇なので、この時期に定植できて手間のかからない花はないでしょうか。

 

回答

 7月出荷のグラジオラスはいかがでしょうか(図)。他の切り花よりも比較的労力が少なくて済み、余分な資材もいりません。お忙しい方にはもってこいです。ただし、出荷が集中しやすいので、一度に植え付けず、植え付け時期をずらし出荷期の分散を図ることが肝心です。

 

1 畑の準備

(1) 畑の選定

土質は特に問いませんが、日当たりと排水性の良い畑を選びます。また、連作障害が発生しやすいので、4年程作付けしていない畑を選定します。

(2) 土壌改良

土壌酸度(pH)の目標を6.0前後とし、これを下回る場合は定植の2週間前までに消石灰、苦土石灰などで矯正します。土づくりのために牛糞堆肥を2~3kg/m2施しておきます。

(3) 施肥

元肥は定植の1週間前に窒素、燐酸、加里を成分量で各10g/m施します。

(4) 畝立て

畝高10~20cm、畝幅は90cm(植床45cm)とします。強風による倒伏を防ぐため、目合い15cm、3マスのフラワーネット1段を畝に接するまで下げておきます。

2 定植

(1) 定植時期

3月下旬

(2) 定植  

3マスのうち両サイドのマスに定植し、真中のマスは空けておきましょう。1マスに1球ずつ植え覆土は5㎝とします。フラワーネットのマス目を目安に植えると楽です。

  定植後の管理

(1) 追肥は本葉3枚ごろに、窒素、燐酸、加里を成分量で各5g/m程度を施します。

(2) 生育に応じてフラワーネットを上げます。

4 収穫

1番下の蕾が開花したら収穫します。収穫後も球根の肥大を望むなら、下葉2~3枚残して採花しますが、残す葉数は多い方が良いので、花茎の長さに応じて採花位置を臨機応変に決めてください。球根の肥大を望まないなら、株ごと引き抜き、球根は捨てます。

また、収穫後長時間切花を横に寝かせておくと、先端が起き上がってきますので注意して扱ってください。

 ▲図  露地グラジオラスの作型
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