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ケイトウの管理 ~防除~ 

[2016.08.01]

●営農技術指導員 大澤梅雄

質問
 去年、秋に出荷するつもりでケイトウを作りました。お盆頃、葉に小さな穴を見つけましたが、あれよあれよと言う間に葉を食べられてしまい、見るも哀れな姿になりました。食べられないようにするにはどうしたらよいでしょうか。

回答
 「シロオビノメイガ」の被害と思われます。8月上旬までは軽い被害で済みますが、8月中旬以降急に被害が増えます。
 毎日、ケイトウの葉を観察し初発生を見逃さないことが大切です。防除を怠ると甚大な被害を招きますので、秋出荷の作型では特に注意して下さい。

1 被害症状
 幼虫は葉肉を食べるので、食害部は不規則な透けた穴をしています(写真1)。幼虫が成長すると、糸を吐いて葉を少し巻いたり、上下の葉を綴り合せます。さらに成長すると食害量も増えるので、最後は葉脈だけが残ることとなります。さらに幼虫の黒い糞が葉に付くと大変見苦しい姿になってしまいます。

写真1 シロオビノメイガの幼虫と被害

2 生態
 老熟幼虫は土中浅く潜り、繭を作って蛹となり越冬します。5~6月頃から成虫が発生し始め、9~10月になるとさらに多く発生するようになります。成虫は開帳20mm、翅は茶褐色で白い帯状の模様があります(写真2)。幼虫は淡い緑色で体長15mm、葉裏や綴り合せた葉の中に生息します。食害は10月頃まで続きます。
 なお、この虫はホウレンソウにも被害を及ぼします。

写真2 シロオビノメイガの成虫

3 防除
(1) 耕種的防除
 圃場周辺の雑草、特にイヌビユ、アカザ、シロザなどの雑草に発生しやすいので、早めに除去して下さい。
(2) 農薬による防除
クミアイノーモルト乳剤2,000倍液、あるいはカスケード乳剤2,000倍液を散布して防除して下さい。

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