農と食

ホーム > 農と食 > 農のこと

ブルーベリーの栽培

[2021.07.01]

●営農技術指導員 須崎静夫● 

 くだもの狩りでは、イチゴ、ミカン、ブドウの次に多いでしょうか。ハイブッシュ系とラビットアイ系があります。垣根仕立ても面白いでしょう。営利栽培では、大きなポットや鉢にピートモス植え、自動かん水、摘み取り体験か直売のセットで、売り上げも大きい割に経費もかかるみたいです。
毎年、新品種が発表されるので、お好みを見つけてください。

<年間管理>
●整枝せん定
 休眠期間中に行います。樹が小さいうちは、あまり気にする必要はありません。樹形は、品種により異なります。どんな樹形になるか、よく観察してください。半落葉性で全部の葉は落ちないかもしれません。
 少しずつ枝をせん定しましょう。枯れ枝や古くなった枝を外します。接ぎ木苗の場合、地中から伸びてくる芽は切り落とします。
 成木になれば、内向枝、下垂枝などを外しましょう。花芽が枝先につくので、間引きせん定を主体に行ないます。徒長枝は、枝の更新に利用します。先端を軽く摘心して分岐を促し、花芽を確保します。

●受粉
 自家結実性が低いので、交配親和性の高い他の品種を混植します。親和性がわからなければ樹形や果実の大きさの異なる品種の花粉を使います。受粉すると下向きの花が上を向きます。

   
▲受粉前(左) 受粉後(右)

●収穫
 十分に着色した果実から一つずつ、果粉を落とさないように収穫します。未熟果はほとんど味がありません。取り遅れると、しわしわになったり、実が落ちたりします。
 早めに防鳥ネットを張ります。


▲成熟した果実を一つずつ丁寧に収穫する


▲鳥よけのためには、すっぽり網をかける。ネコを見張りにしてもいいです

●雑草防除
 雑草がブルーベリーの生育を阻害します。早めに対処してください。除草剤はあまり使わない方がよいかもしれません。

●病害虫防除
 葉っぱには、コガネムシ類成虫やミノムシ類、イラガの被害があります。根っこにも、コガネムシ類幼虫の被害があります。捕殺するなどの防除に努めましょう。
 農薬を使用する際には、農薬使用基準を遵守し、農薬使用履歴を記帳してください。

●土壌管理
 酸性土壌を好むので、pH無調整ピートモス主体の培養土を使用します。苦土石灰などのアルカリ性資材は使用しません。根があまり深く張らないので、土壌が乾燥する時期には、かん水や敷きわらに努めましょう。休眠期にも土壌改良を兼ねて、pH無調整ピートモスやわら、モミガラ、バーク堆肥、木片チップ、落ち葉などを敷きます。
 大きな鉢に植えて、2・3年おきに土を半分くらい入れ替えても良いでしょう。

 
▲土壌改良のため、休眠期にpH無調整ピートモス・枯葉・チップなどを施用する
 


▲鉢植え栽培では、2・3年おき・休眠期に植え替える

●施肥例
 発芽前(3月:元肥)、果実肥大期(5~6月:追肥)、収穫後(9月:お礼肥) に施用します。ブルーベリー専用土壌や専用肥料が売られています。

●ひとこと
 各地で摘み取り園が盛んになってきました。実つきの鉢植えから始めるのも、いいかもしれませんね。

  • ファーマーズマーケットぐぅぴぃひろば
  • ウキウキポイントカード
  • ぐぅぴぃひろばチャンネル
  • ローン相談センター
  • 広報担当者の部屋
  • 営農技術指導員の紹介
  • 会報誌「ふれあい」
  • Aコープ高蔵寺店お買い得品チラシ
ページTOPへ戻る