
出荷の心得
[2022.11.01]
●はじめに
いつもファーマーズマーケット(F.M.)・グリーンセンター(G.C.)に出荷していただきありがとうございます。直売所出荷者の皆様への提案です。規約・ルールが優先ですが、優良店舗などを訪ねて、参考になることを、少しずつでも取り入れていきましょう。名札には愛称でも構いませんが、うさぎさん・くまさんなど動物のキャラクターは好みが分かれます。お客様の意見にも耳を傾けてください。SDGsの時代です。
●シール・SNSの利用
生産物やパックに、お子様・お孫様が描いた可愛いシールがあれば、ファンや推しができるかもしれません。SNSにも積極的に投稿・発信しましょう。
●期間限定・時間限定
期間限定、例えば、「金曜日は増量の日」みたいにすると、客足が伸びるかもしれませんね。みんなより一歩先だと売れません、半歩先ぐらいがいいかもです。
●商品広告・POP・包装容器
商品の荷造りは、統一感ある方が、手に取りやすい気がします。POPの中に、調理法や保存法が載せてあると、お得な気がします。色や文字フォントなど、どこかを統一させると良いかもしれません。足腰はもとより、目の悪い方が増えています。見やすい文字で、みんなに優しいデザインにもご配慮ください。糖度や酸度は、数字よりもイラストの顔の表情で示すのもよいかもしれません。
縦置きの見やすいパックが人気です。「新プラ法」が2022年4月に施行されました。プラスチックの包装容器は減らしましょう。コロナの時代で、現物を「試食」できないときは「視食:見るだけ」です。
●ニーズに合わせた入数・重量
5人10人の大家族も少なくなりました。一人暮らし、個食の時代、アレルギーのため、少ない量の食材を買い求めるお客さんもみえるでしょう。消費者ニーズを参考にしてください。
●QRコードの添付・封入
スマートフォンで商品のQRコードをかざすと、どこかにつながって、面白いビデオ・CMが流れるのもありです。
●同じ作物の品種組合せ・食べ比べ・飲み比べセット
すでにあるかもしれませんが、イチジクやキウイフルーツ、ブドウ、リンゴの品種・色違い組合せて説明書をつけると、リピーターができるかもしれませんね。
●ひとこと
似顔絵には、肖像権とか個人情報とかややこしいので、「似てそうで似てない」とか、「見る人が見ればわかる」雰囲気が欲しいですね。