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1月の果樹だより

[2018.01.01]

●杉山文一営農技術指導員

<冬季の病害虫防除のポイントと中晩生柑橘類の収穫のポイント>

1 冬季におこなう耕種的病害虫防除法

 生産性を高めるには、最低の農薬使用は必要です。しかし、必要以上に農薬を散布するのは生産費や農薬の安全使用を考えると良くありません。春季から夏季かけて病害虫の発生を減らし、農薬の散布回数も減らすには、冬季に実施する耕種的防除が重要です。夏季に実施する化学的防除の薬剤散布だけでは、的確に病害虫の被害を軽減することはできません。冬季に実施する、物理的防除の表1の耕種的防除を実施することが重要です。

 耕種的防除は、越冬している病原菌や越冬害虫を農薬使用せずに物理的に駆除する方法です。また、ほ場内をきれいにして、病原菌や害虫の越冬場所を無くすことが重要です。

 せん定時に病原菌の越冬場所である罹病枝の除去やカイガラムシ類の駆除としての粗皮削りがあります。12月から2月の寒風が吹く時期におこないますが、寒風や雪が降る前におこなう。寒風に害虫をさらすと駆除には効果的です。

 また、冬季は樹も休眠状態です。羅病部分を大きく削りとっても生育に影響はあまりありません。また、病原菌も休眠状態ですので、菌の飛散もありません。病原菌を直接駆除するには良い時期です。

 

2 中晩生柑橘類の収穫のポイント

近年、中晩生柑橘類の栽培が増えています。尾張地域は、中晩生柑橘類が完熟果実まで生育するには気温が低すぎます。そのため、早めに収穫して追熟させます。追熟は、風通しの良い室温の低い所にコンテナに3分の2程度入れておきます。表2を参考にして収穫時期を決めてください。

 
 ▲表1 休眠期に実施する耕種的防除
 
 ▲表2 中晩生柑橘類の収穫のポイント
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