「できない」が脳に良い刺激を 高蔵寺女性学級
[2018.02.22]
▲四人四動作で「イエーイ!」と両腕を上げる参加者ら |
高蔵寺地区女性部は22日、高蔵寺支店で女性学級を開き55人が参加しました。
今回は、春日井市のSutadio Beau (スタジオ・ヴォ―)代表・チーフインストラクターの榎本加代子さんを講師に招き講演「シナプソロジー」を開きました。シナプソロジーとは、声を出し体を楽しく動かすことで脳に軽い刺激を繰り返し与えるのが特長で、認知機能、記憶力、判断力、爽快感、コミュニケーション能力、手先の器用さが向上し、抑うつ感・倦怠感を低下させる効果をもたらす「脳の活性化プログラム」のことです。普段慣れない動きで脳を適度に混乱させ、さらに効果的な刺激を与えることで、脳の機能が高められると考えられています。
冒頭で榎本講師は「シナプソロジーは〝できること〟を目的とせず楽しく続けることで脳を活性します。言われたとおりの動きができなくても、その〝できない〟と思うことが脳に刺激を与えます」とあいさつしました。
参加者らは、榎本講師が「後出しじゃんけん」や、4人グループを作り同講師が1から4まで声を出しながら数え、数によって決められた動作をする「四人四動作」など、動作を間違えたり戸惑いながらも声を出し楽しく体を動かし、脳に良い刺激を与え脳機能を高めました。
尿のコントロール、姿勢を保つ、呼吸筋を動かし呼吸を深くする働きのある骨盤底筋群を活性化することで、尿もれ予防・改善、姿勢改善、ウエストシェイプの効果をもたらす「ひめトレ」も行いました。
▲Sutadio Beau (スタジオ・ヴォ―)の榎本加代子講師のあいさつ |
▲講師が先に出したものに勝つものを後に出す「後出しじゃんけん」 |
▲声を出しながら楽しく体を動かし脳に良い刺激を与える参加者ら |