
「白鳳」本格出荷に向けて目ぞろえ会 しのおか共選
[2016.07.05]
しのおか共選桃出荷組合は4日、小牧東部営農生活センター共選場で、桃の主力品種「白鳳」の目ぞろえ会を開きました。
生産者、JA担当者、市場関係者ら約50人が参加し、基準について確認しました。例年より2、3日早く20日ごろまで出荷が続きます。
今年は6月中旬の成熟期間に温度が高かったため、大きさは例年並みですが、収穫1週間前から雨が少なく天候が良い日が続いたことにより糖度が高く、12度以上は確実にあるといいます。
JAの担当者は「特秀品が14.7度、優品でも14.5度と糖度が高くなった。今後好天が続けばさらに色と甘さがのってくる」と期待を寄せます。
杉山文一営農指導員は「毎年一つ前の主力品種の「日川白鳳」と比べても今年は「白鳳」の味の安定感は抜群」と話しました。
市場担当者は「各県、例年以上に出荷が早くなっている。しっかり出荷基準を揃えていきましょう」と市場概況について報告説明しました。
同組合は、市場をメインに全品種で約18000箱以上の出荷を目指します。
7月8日には、JAの安藤茂市組合長と西尾光政しのおか共選出荷組合長が県庁を訪れ森岡仙太副知事と加藤正人農林水産部長へ「もも」の生産対策や加工・業務用果実の生産状況報告を初めて行います。