いつもの桃の香りだあ 小牧市立陶小学校
[2019.05.24]
小牧市立陶小学校3年生51人は24日、学校に隣接する鈴木農園の桃畑で中生品種の「よしひめ」と「白鳳」の袋掛け・観察をしました。袋掛けは、熟れた時の色味が悪くならないよう、また果実が大きくなる時にひび割れしないように行っています。
同校は、総合的な学習の一環として桃畑の一部の提供をうけ、桃の生長過程を学んでおり、今年2回目の観察です。今回は袋掛けの方法・袋の特性について説明を受け、一人ひとつずつ袋掛け体験を行いました。
園主の鈴木さんは「今日使う袋は、普通の紙よりも薄く破れやすいので気を付けて扱うこと。7月に素敵な桃が収穫できるようにしっかり袋を掛けてほしいが、実を落とさないよう優しく掛けるように」と呼びかけました。
多くの児童が「前回よりも甘く、いつもの桃の香りに近づいてきた!」と香りについて話し、桃の外側の毛や実を割ったときの粘り気等、様々なことに興味を持ち園主に質問をしました。
鈴木さんは7月に良い状態の桃を収穫できるよう、毎日様子を見て世話したいと意気込んでいます。児童たちは6月にもう一度観察を行い、7月中旬頃に収穫体験を行う予定です。
本取り組みは、JA共済の助成金を活用し実施しています。