しめ縄作りで日本古来の伝統を学ぶ 高蔵寺支店
[2017.12.19]
高蔵寺支店ふれあい委員会は19日、春日井市高蔵寺町の高座小学校で、5年生児童114人と「藁なえとリース作り体験」を行いました。しめ縄作りは今回、初の取り組みです。
児童が稲刈り体験を行ったわら束を使用。1限から6限まで2時間ごと3クラスに分かれて体験しました。講師となって児童としめ縄リースを作った委員8人は、作り方の他に「学校では学べない昔の課外授業」と題して、藁で作られた草履や籠などを児童に見せて説明しました。
同委員会の木下まるみ委員長は「日本古来の伝統を受け継いでもらうことが一番の目的。また昔の人はどんな物も捨てずに、物を大切にする気持ちも一緒に学んでほしい」と笑顔で話しました。
初めてしめ縄作りを体験した児童は「難しかったけど慣れてきたら楽しくできた。飾りを変えて、家でクリスマスとお正月に飾りたい」と大満足の様子でした。
担当教諭は「米は毎日食べるが、今は米以外の部分がどのように利用されるか見ることが少ない。昔の人がどのように物を活用していたか学んでほしい」と話されました。