ひとつひとつ優しい手で 桃の袋掛け体験
[2021.05.26]
小牧市立陶小学校3年生32人は24日、学校に隣接する鈴木農園の桃畑で桃の袋掛けをしました。袋掛けは、実を病害虫から守るため、また色の調整等のために行なっています。
同校は、総合的な学習の一環として桃の生長過程を学んでおり、今年2回目の観察となります。今回は袋掛けの方法や必要性について説明を受け、児童達は一人一つずつ、桃を傷付けないよう慎重に作業を行いました。
「なぜ機械を使わないのか」という児童の質問に対して、園主の鈴木さんは「理由の一つは、桃がデリケートだからです。人間の優しい手で丁寧に作業してあげることが必要になります」と児童に説明しました。
児童は、「家のお手伝いで袋掛けをしたことがあった。今日も上手にできたよ」と笑顔で話しました。
本取組みは、当JAが費用などの一部を助成しています。