イチジクジャム販売率99% いちじく部会総会
[2017.03.24]
いちじく部会は24日、小牧東部営農生活センターで通常総会を開きました。10人の部会員が出席して、平成28年度事業報告・収支報告、平成29年度事業計画(案)・収支予算(案)など全5議案を承認しました。
平成28年度は、店頭でイチジクが並ぶ9月、10月に合わせてイチジクジャムを販売したことで販売率が99%となったことを報告しました。27年度は10月から27年度産のイチジクジャムの販売を開始し、28年8月に完売。28年度産のイチジクジャムは昨年9月に販売を開始し、今年の2月には製造した99%のジャムが売れ、昨年度の半分の期間でほぼ完売しました。昨年の9月と10月の売上は、その他の月に比べると2倍以上となっています。
28年度は、ジャム用に7回の出荷で221.2㌔が集まり、526個製造。春日井市にある同JA直売所「ファーマーズマーケットぐぅぴぃひろば」や小牧市のグリーンセンター桃花台店など全4店舗で520個を販売しました。また、28年度はイチジクをもっとPRしていこうと春日井市の同直売所で生産者が初めて店頭に顔を出して試食販売を行いました。
28年度産のイチジクジャムは1個(400g)780円で販売。独特の風味を生かし、種の食感も楽しめるジャムで、出荷時に好天が続いた影響で色づきよく仕上がりました。
戸田正光部会長は「28年度は視察に行き、他地域のやり方を学んだ。今年度は技術面も指導してもらい、力をいれてやっていきたい。小牧市のイチジクをもっと広めていきたい」と意気込みを話しました。
総会後は、杉山文一営農技術指導員がアザミウマの防除について説明しました。
今後、同いちじく部会は学校給食にも小牧産のイチジクを提供していく方向です。
平成29年度新役員は以下の通りです。 副部会長・会計=奥村茂勝さん