良質な土作りはぼかし肥料で 堀ノ内支店ふれあい委員会
[2017.06.24]
▲ぼかし肥料作りに挑戦する参加者
堀ノ内支店ふれあい委員会は24日、春日井市堀ノ内町の堀ノ内支店で家の有用微生物群菌(EM菌)を使ったぼかし肥料作りを企画して、19人の参加がエコで環境に優しいぼかし肥料作りに挑戦しました。
野菜のくずや生ゴミを堆肥化させるぼかし肥料は、ゴミの減量化や良質な土づくりにもつながり、地区内組合員や支店利用者も関心が高いことからふれあい委員会が初めて募集しました。
ぼかし肥料は、米ぬか、油かすをよく混ぜたものにEM菌・糖蜜を水で薄めたものをタライでかき混ぜ、ビニール袋に2週間程度ねかせ発酵させて肥効をおだやかにしたもの。この肥料で育てた野菜は強く、農薬を使わなくとも虫喰いが軽減され、味も良くとてもおいしい野菜が育つと好評です。
参加者は「行政が行うぼかし肥料作りはすぐに定員いっぱいになりなかなか参加できないので、JAさんが始められて助かる」と笑顔で話しました。
西尾尚支店長は「事務局にぼかし肥料の経験がなく準備等に手間取ったが、参加者には大変喜んでいただけた。10月中旬にも2回目の肥料つくりを予定している」と次回開催に意欲を示しました。
参加者はこの日作ったぼかし肥料を密封したビニール袋に入れて持ち帰り、直射日光の当たらない暖かい場所で発酵(夏場は1週間、冬場は2週間以上)させ、家庭で出た生ごみを使い堆肥肥料を作ります。