サイズも糖度も驚きの陽水梨 小島秀五さん
[2017.09.27]
管内の農家小島秀五さん(78)のほ場で大きく糖度の高い梨が実りました。大きさ約50㌢、重さはなんと1500㌘のジャンボサイズ。糖度は15.7度。今年の小牧市品評会の最高糖度の13.7度(平均糖度は12.9度)を大きく上回る糖度です。直売所に来たお客さんの前で測定したため、お客さんもびっくりされたそうです。
品種は「陽水」。愛知県で育成された晩生の大玉赤梨で、親は『新高』と『幸水』です。平成13年に品種登録された比較的新しい品種です。見た目は『新高』に似て少しゴツゴツしていて、サイズも平均約760gと大きめになっています。
小島さんは小牧市立一色小学校の校庭にある梨の管理をボランティアを始めて今年で17年目を迎えます。児童から「梨名人」として慕われています。
陽水のほかに『秋月』や『愛甘水』『幸水』など様々な品種を栽培する小島さんは「梨を作り始めて50年、陽水を作り始めてから10年程経つが、こんなに大きくて糖度が高いものは初めて」と満面な笑みを浮かべました。