トウモロコシ産直施設に初出荷 ゴールドラッシュ
[2016.06.09]
春日井市神屋町の地元農家・落合都雄(くにお)さんの栽培するトウモロコシの人気品種「ゴールドラッシュ」が9日、同市西山町のグリーンセンター春日井中央店に初出荷されました。
落合さんはトウモロコシでは「ゴールドラッシュ」と「味来コーン」の2品種を栽培しており、作付面積は45㌃でその内10㌃がゴールドラッシュ。生で食べられるほど非常に柔らかい粒皮でさわやかな甘みのある食味のよい品種で全国トップシェアを誇る人気品種です。
同センターと同市松本町のファーマーズマーケットぐぅぴぃひろばに平日は平均300本、休日は平均500本のトウモロコシを出荷し両品種とも350㌘~400㌘は150円、400㌘以上は180円で販売します。この日は100本を出荷し、開店9時から1時間ほどで完売しました。
6月、7月の収穫時期になると、毎日午前5時から収穫作業1時間、出荷前作業1時間~1時間半行い、2店へ出荷します。今年はゴールドラッシュ約3000本、味来コーン約10000本の苗を植え、今年のゴールドラッシュは2400本の収穫を見込んでいます。
落合さんは「朝採りのトウモロコシは新鮮で産直店舗でも高値で売れ品質と味には自信がある。採れたては瑞々さがよいのだが、半日で乾燥してしまい味が変わってしまう。朝収穫して配送に時間のかからない地元の産直施設に出荷することで、スーパーで売られている野菜と差別化ができるからおもしろい」と話されました。
落合さんのトウモロコシは、7月中旬まで産直施設2店で出荷・販売する予定です。