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ドジョウ寿司で町の伝統を学ぶ 豊山小学校

[2016.11.18]

木枠に詰めた酢飯にドジョウを並べる児童

ドジョウを並べ終え木枠の酢飯を押す児童

生きたドジョウをお椀で鍋に入れる児童

どじょたんと試食前の「いただきます」の挨拶

 豊山町立豊山小学校で18日、同町の伝統的な郷土料理を学ぶ「ドジョウ寿司を味わう会」が開かれました。会は、地域の伝統的な食文化を子ども達に伝えていく総合学習の一環で、7年前から行っています。
 
 伝統料理の継承と、町の地域振興を目的に結成された「豊山まちおこしの会」会員9人が、3年生児童66人にどじょう寿司の作り方を手ほどきして、児童全員が寿司作りを体験しました。

 この日は東海テレビ放送のニュース番組「みんなのニュースOne」の収録も行われ、試食時はゲストに招いた豊山町商工会のゆるキャラ「どじょたん」の登場に料理教室内は児童らの歓声で溢れました。

 ドジョウ寿司は、ドジョウを砂糖としょうゆで甘辛く煮込んだ後、寿司飯の上に並べ木枠に詰めた押し寿司。かつては地元の田んぼで捕れた物を各家庭で調理し、祭りや縁日の時に食べられていました。しかし近年は都市化が進み、家庭で作られることもほとんどなくなっています。
 
 同会の河村弥生会長は「ドジョウ寿司は生きているドジョウから作るので初めての子どもたちにとって印象的で強く思い出に残ると思います。会も7年目となり、これからも子どもたちに町の伝統郷土料理を引き継がせていきたい」と話しました。

 調理体験では、「ぷるぷる動いてぬるぬるしている」と生きたドジョウを触るのが初めてという児童も多く、鍋でドジョウを煮る行程ではおっかなびっくりでの作業となりました。それでもいざ試食となると「甘辛くておいしい」と好評でした。

 富田和美校長は「子どもたちにはドジョウ寿司作りを通じて豊山町の歴史を学び未来を考え、地域を愛する子に育ってほしい。食べることで命をいただくことと、豊山まちおこしの会の皆様に感謝し、この町の未来を支え作り上げていってほしい」と笑顔で話しました。

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