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今年も丹精込めたおいしい梨を  梨部会現地指導会

[2018.03.20]

 

 
 ▲新しい開葯器を眺める部会員ら

 

 梨部会は20日、小牧市久保一色の水野恵三さんの梨園で、摘蕾・摘花、人工授粉、適期授粉、病害虫防除の現地指導会を開きました。部会員とJA関係者合わせて9人が参加して学びました。

 水野恵三会長が「今日は雨で足元の悪いなか来ていただきありがとうございました。今年もおいしい梨づくりに努めていきましょう」とあいさつをしました。

 JAの杉山文一営農技術指導員が「桜の開花予想は、3月14日時点で名古屋市で3月21日頃(日本気象協会)と昨年より7日程度早い予測です。梨の花芽は動きは比較的早く、4月上旬には摘蕾・摘花が行える状態になり、開花が始まると思います」と指導しました。

 昨年、部会員が安全に発芽率の高い優良花粉を共同利用できるよう購入した新しい開葯器が、JAから水野さんの納屋に設置されました。4月に入ると開花の早い新高、愛宕など白い花がかれんに咲き誇り、農家は梵天の羽毛を使い、高品質な梨作りには効果的といわれる花粉をめしべにつける人工受粉作業に追われます。

 部会員は今後、摘花や芽かき、摘心などの新梢管理、袋かけを行い、「幸水」「豊水」「愛甘水」「なつしずく」「新高」などの品種を7月下旬から、10月ごろまで収穫します。

 
 ▲梨部会の水野恵三会長のあいさつ
 
 ▲杉山文一営農技術指導員による説明
 
 ▲圃場の梨の蕾が開きかかっています
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