
令和5年度モモ栽培サポータークラブの活動がスタート
[2023.03.13]
JA尾張中央地域担い手育成総合支援協議会は9日、モモ栽培サポータークラブ(以下モモサポクラブ)の現地指導会および摘蕾作業の検定を実施し、令和5年度のクラブ員32人が参加しました。
同クラブは春日井・小牧を桃の産地として維持することを目的として平成25年度に結成し、桃栽培の繁忙期には主に袋掛けや収穫作業を中心に援農活動を行っています。活動が始まって今年で10年が経ち、モモサポクラブの認知と共に農家との信頼関係が徐々に構築されていく中、昨今は摘蕾・摘果など別の作業にも多くの依頼が寄せられるようになっていました。摘蕾や摘果作業は桃の品質に大きく関わる為、これまでは一部のベテランクラブ員しか対応していませんでしたが、人員の充実と作業検定体制が整ったことから、今年度から本格的に摘蕾や摘果等についても援農活動を始めます。
現地指導会に参加したクラブ員は「花蕾を残し過ぎても、落とし過ぎてもダメなので、袋掛けに比べて緊張感を感じます。作業検定に合格して最低限の作業レベルを身に付けたら、たくさんのほ場に入って経験を積みたいです」と意気込みを話しました。
同クラブは今回の活動を皮切りに、令和5年度の援農をスタート。作業検定に合格したクラブ員から順次、地元桃生産者のほ場に入ります。