元気なJA、元気な地域づくりを 支店ふれあい委員会研修会
[2019.11.12]
▲スクリーンを使い、講演を行う大学教授の増田佳昭(ますだよしあき)氏 |
当JAは12日、本店で「支店ふれあい委員会研修会」を行いました。平成27年に「支店ふれあい委員会」を立ち上げてから8回目の研修です。
同委員会正副委員長・支店長・役員など93名が参加しました。講師に滋賀県立大学名誉教授で立命館大学経済学部招聘教授の増田佳昭(ますだよしあき)氏を招き「支店ふれあい活動で元気なJA、元気な地域づくりを」と題した講演を行いました。
同委員会は各支店7名から10名で構成されており、同委員は総代、年金友の会の会員、女性部員、各部会員、准組合員など、22支店で180名が任命されています。
地域の特色を生かしたイベント等を行い、支店が地域の拠点として元気なJAづくりと地域づくりをすすめることを目的として、今年度上半期は43活動を行いました。下半期にも趣向を凝らした41活動を行う計画です。
長谷川浩敏組合長は「各支店の特色ある活発な支店ふれあい活動は、JAと地域のつながりを深める大きな役割となっております。私たちJAも地域農業の応援団といったファンづくりに努めておりますので、今後も当JAや管内地域の活性化にご協力をお願いします」とあいさつしました。
増田佳昭氏の講演では、農協改革や自己改革など最近のJAを巡る情勢、協同組合誕生のルーツ、今後の支店ふれあい委員会への期待に関して話をしました。「支店とは由緒ある組織。旧村を単位に産業組合にさかのぼる農協としての歴史があり、集落や町内会等の伝統的地縁組織との関わりの強さがある。支店統廃合が進んでいる現代だからこそ、支店の組織拠点性を改めて考えてほしい。組織基盤強化なしに事業伸長はない。JAが良くなれば地域も良くなる。組合員のためにではなく、組合員とともに作り上げていく活動に励んでいただきたい」と呼び掛けました。
次回は来年4月に開催する計画です。
▲長谷川組合長のあいさつ |
▲協同組合のあり方や支店の組織拠点性などを説明する増田氏 |
▲増田氏の講演に真剣に聞き入る参加者 |