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全校生徒でとれたての秋を味わう!     一色小学校

[2017.09.08]

▲皮をむいた梨を下級生に振る舞う6年生

 小牧市立一色小学校で8日、全校児童による「梨を味わう会」が行われました。会では収穫した梨を6年生が皮をむき、下級生に振る舞いました。

 同校のある久保一色地区は梨の主産地で、開校間もない昭和47年に隣接地の果樹園から梨の木を譲り受けました。以来、地元農家の協力により梨委員会を設けて、児童が栽培を手伝うなど特色ある食農教育活動に活かしています。

 この日の会には、梨の管理をボランティアで行い『梨名人』として児童に親しまれている地元農家の小島秀五(ひでゆき)さんが招かれました。6年生が梨をむいている間、教室では5年生が梨に関するクイズを出して、下級生の児童を楽しませました。「小島さんはいつから梨のお世話をしてくれているでしょう?」「夏休みの間水やりをしてくれているのは誰でしょう?」など、クイズは小島さんやPTAなど、木の世話をしてくれた人たちへの感謝の気持ちにあふれた内容でした。

 梨を食べた児童からは、「おいしい」「甘い」との声が上がりました。小島さんも「今年は台風の被害を受けなかったから豊作だった。糖度も十分にあって美味しい」と終始笑顔でした。

 今年は、春先から天候に恵まれ日光をたっぷりと浴び500gを超える大玉が多く豊作で、小島さんが持参した糖度計で測ったところ12.8度と大きさ甘みと上々の出来栄えとなりました。同校には現在「豊水」8本があり、約2000個の実の収穫を見込み、児童が梨を自宅に持ち帰り家族とともに味わいます。

▲おいしい梨の選び方を説明する小島さん

▲一生懸命梨の皮をむく6年生

▲梨の糖度を計る小島さんと児童たち

▲おいしそうに梨を頬張る児童たち

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