協力し合い地元農産物のPR 春日井産直部会
[2019.05.15]
▲賛成の拍手多数により議案可決 |
春日井産直部会は14日、本店で平成30年度第23回通常総会を開きました。約140人が出席して、平成30年度の事業報告・収支決算、令和元年度の事業計画案・収支予算案、会費の賦課徴収方法、役員改選の全4議案を承認可決しました。
稲垣武麿常務理事は「昨年度は台風により桃の樹の倒木やハウスが倒壊するなど大変な苦労がありましたが、皆さんがその困難を乗り越え、生産に励んでくださったおかげで事業計画を進めることができました。県域産直システムによる産直店舗間の農産物商品の転送機能を活用し、出荷先の店舗が休日の場合は営業している別店舗で商品を販売できる仕組みの構築を検討中です。また、グリーンセンターの春日井中央店・味美店の建物は築約20年が経過していますので、まずは、味美店から改装をし、さらなる集客力向上を図ろうと考えています」とあいさつしました。
来賓の春日井市役所産業部の石黒直樹部長は「現在、春日井市西尾町で約3㌶の広さを持つ、ふれあい農業公園を11月2日の開園に向け整備しています。土に触れ、農業を体験したいという沢山のお声を聞きますので、運営が開始しましたらぜひ生産者の皆さんも自身の知識・経験を存分に活かし、来場者に農業のアドバイスをしていただけるようご協力をお願いします」と呼び掛けました。
役員改選では、新たに荻原茂弘さんが部会長に就任しました。
今年度の事業方針として、①鮮度、品質、安全、安心、美味の確立のために努力する②春日井市産直品として誇りがもてるより良い品質の農産物出荷に努める③会員と消費者との交流を図り、より良い関係作りを図るの3項目を基軸としていくことを掲げました。
総会終了後は、農業振興部営農指導課による「栽培日誌に関わる留意事項について」、JAあいち中央会担い手対策部による「消費税増税及び軽減税率導入にかかる産直出荷物について」と、それぞれ題した研修会を行いました。
▲慎重審議が行われた総会 |
▲稲垣武麿常務理事のあいさつ |
▲春日井市役所産業部・石黒直樹部長のあいさつ |