名古屋コーチンの美味しさを発信 ラジオ番組収録
[2018.12.29]
▲ラジオ番組で澤アナウンサー(中央)からインタビューを受ける稲垣社長(右) |
名古屋コーチン発祥の地とされている愛知県小牧市で養鶏業を営んでいる稲垣種鶏場の稲垣利幸社長が29日、CBCラジオ番組「多田しげおの気分爽快!朝からPON」の年末特番に生出演しました。
同番組グルメ配達人・澤朋宏アナウンサーが冬の鍋にふさわしい食材を生中継でレポートする情報コーナー「年末特別中継」で、正午30分からの時間帯で生中継されました。同番組は15年前にも稲垣社長の名古屋コーチンを取り上げ放送をしています。
この日は、飼育された名古屋コーチンを使ったひきずり鍋(鶏のすき焼き)を紹介し、澤アナウンサーは試食レポートも交え、稲垣社長に名古屋コーチンの育て方やおいしさなどをインタビューしました。
稲垣社長は「鶏舎単位で一斉に雛を入れ一斉に鶏を出荷し、空舎期間には鶏舎や器具の消毒などを行うオールインオールアウト方式で飼育している。エサは魚粉は使わず、動物性ではなく植物性たんぱく質のものを与えているのでゆっくりと肉付きが良くなり味に深みが出て、肉の臭みもない」など自社の名古屋コーチンの特長をPRしながらインタビューに答えました。
また、ひきずり鍋の具材に付ける卵に名古屋コーチンの初玉を用意し「名古屋コーチンの産み始めの卵は、免疫を高める成分がいっぱい詰まっているのでおいしい」と鶏肉だけでなく卵のPRもしました。試食したアナウンサーは、割増しのおいしさに感動しました。
「年末の休みはあるのですか?」という質問には「鶏は365日必ず様子を見に行きますので休みはありません」とユーモアを交え答えました。
収録後、稲垣社長は「私たちは菌による感染を避けるなど飼育方法だけでなく、鶏にとってはストレスになる色・光・音にも注意徹底しており、それが健康でおいしい鶏を育てるのに一番であり基本である。食の安全は大事だとつくづく思う」と高品質な名古屋コーチンを育成する意気込みを話しました。
稲垣社長は、年末21日に開かれた愛知県農林畜産物品評会で名古屋コーチンの雛の生産から正肉の販売に至る一貫経営を確立されたことによる畜産部門の第37回熱田神宮農業功労顕彰を受けました。
▲生中継前に名古屋コーチンの胸肉や卵巣など具材を入れ、ひきずり鍋を作る稲垣社長 |
▲ひきずり鍋のグツグツ煮込む音をマイクで生中継する澤アナウンサー |
▲ひきずり鍋で名古屋コーチンのおいしさを伝える稲垣社長 |