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命の繋ぎを郷土料理から学ぶ 豊山小ドジョウ寿司作り

[2017.11.17]

 
 ▲生きたドジョウを鍋に入れる児童

 豊山町立豊山小学校で17日、同町の伝統的な郷土料理を学ぶ「ドジョウ寿司を味わう会」が開かれました。会は、地域の伝統的な食文化を子ども達に伝えていく総合学習の一環で、8年前から行っています。

 伝統料理の継承と、町の地域振興を目的に結成された「豊山まちおこしの会」会員8人が、3年生児童66人にどじょう寿司の作り方を手ほどきして、児童全員が寿司作りを体験しました。

 同会の河村弥生会長は「子どもたちには町の伝統郷土料理を引き継がせるだけでなく、生きたドジョウを料理し食べることで肉・魚類も同様に、命を繋いでもらっていることを実感し学んでほしい。ドジョウ寿司を食べた子どもも家で両親に話してくれることで、次世代への継承のきっかけになる」と話しました。

 ドジョウ寿司は、ドジョウを砂糖としょうゆで甘辛く煮込んだ後、寿司飯の上に並べ木枠に詰めた押し寿司です。かつては地元の田んぼで捕れた物を各家庭で調理し、祭りや縁日の時に食べられていました。しかし近年は都市化が進み、家庭で作られることもほとんどなくなっています。

 この日は、地元ケーブルテレビの収録も行われ、試食時にゲストに招いた豊山町商工会のゆるキャラ「どじょたん」の登場に料理教室内は児童らの歓声で溢れました。

 調理体験では生きたドジョウを触るのが初めてという児童も多く、鍋でドジョウを煮る行程ではおっかなびっくりでの作業となりました。それでもいざ試食となると「甘辛くておいしい」と好評でした。同体験をした子どもは「さっきまで元気だったドジョウは料理され一瞬で死に可哀想に思えた。それでも食べて美味しかったのは命を繋いでもらえたと感じられたからだ」と感想を述べました。

 富田和美校長は「料理も完成したものしか見たことのない子どもたちにとって、実際に生き物を料理という形にして食べる一連の流れを体験することは、意識の変化のきっかけになります。また、人間として未来を考えることには地域の特色・歴史を知ることも大事なので、この体験は良い教育の機会です」と笑顔で話しました。

 郷土料理の授業は毎年、豊山小のみでしたが、今年から地域の歴史を学んでもらおうと、同町内の志水小と新栄小でも実施します。

 
 ▲木枠に詰めた酢飯にドジョウを並べる児童
 
 ▲「どじょたん」も招いた試食で、ドジョウ寿司を味わう児童ら
 

 ▲ドジョウ寿司作りを指導した「豊山まちおこしの会」会員8人

 

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