園芸資材の良さをPR 春夏野菜の栽培講習会
[2020.02.19]
農業振興部営農指導課は19日、ファーマーズマーケット出荷者を対象に春夏野菜の栽培講習会と園芸資材の予約展示会を開催し、出荷者62人が参加しました。今回はファーマーズマーケットぐぅぴぃひろばに隣接するガーデンセンター不二の協力のもと、園芸資材の展示会を初めて企画しました。
園芸資材の紹介を担当した(株)JA東海グリーンの寺澤浩治さんは「JAの園芸資材は農家さんの使いやすさを第一に考え、他にはない品質の良い商品を扱っています。今日ご紹介する園芸資材を日ごろの農作業にご活用いただきたい」と話しました。紹介後は、質疑応答や園芸資材に関する説明を個別に行い、積極的に資材の良さをPRしました。
産直施設の更なる活性化を試みる山田和宏産直振興課長は「今年は例年にないほどの暖冬で、冬野菜の生長が良くなりすぎ、市場作物の価格が中々上がらないという状況が続いています。しかし、ファーマーズマーケットぐぅぴぃひろばでは、出荷者の皆様の協力のおかげで、1月の売上は昨年比100%を超えています。今日展示される園芸資材を活用し、今後も良品の出荷をよろしくお願いします」と出荷者に呼びかけました。
春夏野菜の栽培講習で磯部隆之営農技術指導員は「今年は特に大根や白菜などの価格が下がり、大根は1本100円を切るほどとなっています。市場ではたくさん出荷されると価格が下がってしまいますが、反対に出荷が少ない品目は価格を上げることができます。今日は、少し時期をずらして栽培できる品目や、消費者のニーズに合う野菜作りの紹介をします」と出荷者の所得向上につながるアドバイスなどを話しました。