地元桃のブランド力強化を 桃生産部会総会
[2017.03.09]
桃生産部会は9日、本店で総会を開き、部会員ら55人が参加しました。平成28年度事業報・収支報告、平成29年度事業計画・収支計画、役員改選の3議案を可決し、新部会長には伊藤初美さんが選任されました。
冒頭のあいさつで、山田利宏部会長が「今年度、桃の加工品はジェラートのサンプルまではできた。味などは昨年8月26日の現地指導会で試食していただいた通りだが、いざ作るとなると材料の確保や完成品の保存方法の検討、冷凍庫の調達が難航しているが今後も順々に解決して進めていきたい」とあいさつしました。
尾張農林水産事務所農業改良普及課の平晋一郎専門員は「小牧市で驚いたことが2つあります。1つ目は現地指導会で多くの参加があり、初めて研修会でマイクを使ったこと。2つ目は小牧の白鳳の味で、ここまで濃厚な甘味、うま味、ほどよい食感のものを食べたのは私自身が普及員になって初めて。しかしながら、桃の生産量はだんだん少なくなっていると聞きますが、もし袋掛け作業が大変ならば部会事務局を通じて桃サポータークラブに応援要請もしてみてください」と呼び掛けました。
安藤茂市組合長は「生産者の皆様の出荷協力もいただき、おかげさまで当JA経済事業のファーマーズマーケットぐぅぴぃひろばが今年度の売上目標8億円に対し、2月末で8億5000万円を超えた。3月は上乗せ分として期待できる」と感謝しました。
総会後は、栽培日誌やGAPシートの記入例等の説明や杉山文一営農技術指導員による「施肥管理と生育特性について」と題した研修会が行われました。