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地域にとってなくてはならない存在に   職員大会

[2018.04.21]

▲今のJAに必要なものを力説する石田教授

 21日、小牧市の勤労センターで平成30年度事業目標必達職員大会を開き、380人の役職員が出席しました。23日にはJA本店で、中心に約90 人の役職員が出席して開きます。

 大会後は、家族農業論や地域農業論、農協論を専門とされる龍谷大学農学部教授の石田正昭教授を講師に招き、「JAの自己改革~JAに問われているもの~」と題して講演を行いました。

 石田教授は、農協改革と自己改革の違いや、意識改革・行動改革の必要性などを説明し、「組合員から『なくてはならないJA』と評価してもらうためには認定農業者や組合員全戸訪問を繰り返し続けることが必要。そのためにはコミュニケーション能力を高め、組合員の声を耳で聞き、目を見て、心で受け止めることが重要」と力説しました。

 大会では、「第6次中期3ヵ年計画」や平成30年度の事業基本方針などを確かめ、さらに永年勤続職員5名の表彰も行われました。

 基本方針の内容は①農家の所得向上と地域農業の活性化②相談機能とくらしのサポートを通じた地域事業サービスの提供③事業の改革・改善に取り組み健全な経営基盤の構築を重点事項としました。

 大会決議では「職員一人ひとりの目標と役割を明確にし、30年度各事業目標を必達しよう」など4つの事項を決議し、「ガンバロー三唱」をして、事業目標達成に向け全員で決意を一つにしました。

 長谷川浩敏組合長は「組合員や地域の利用者から『JAが必要だ』という声が必要。そのためには職員一人ひとりが組合員とのつながりを大切に、職務を全うすることが不可欠となる。これからも農家の方を中心に、農協がどのような活動を行っているのか理解してもらえるよう業務を遂行してもらいたい」とあいさつしました。

▲長谷川組合長のあいさつ

▲永年勤続表彰状を受ける安江朋美さん

▲ガンバロー三唱で決意をひとつにする職員ら

 

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